商品コード:1326-056[VSM] G.プレートル指揮/ サン・サーンス:動物の謝肉祭, プーランク:典型的動物
商品コード: 1326-056
商品詳細:仏の一流奏者による「謝肉祭」と「典型的動物」。特にB面のプーランクのバレエ曲「典型的動物」が大変素晴らしい。プロローグと6場とエピローグによる全8曲構成。1940年ラ=フォンテーヌの「寓話」より、S.リファールが台本を作り'42年パリ・オペラ座にて初演。フランス的なエスプリに富んだ美しい曲である。今すぐにでもTVのCMから流れてきそうな親しみやすいメロディー、あるいは映画の1シーンを色取る音楽として、一度聴いたら忘れられない曲。なかなか録音されない曲だけにこれは貴重な録音といえる。バレエ音楽「典型的動物」は1940年にパリ・オペラ座からの依頼で作曲され、1941年に完成されたバレエ音楽である。プーランクはバレエの題材として、詩人ラ・フォンテーヌの『寓話』の中から使用することを考え、プーランクは6篇の詩を選び出した。バレエ版は全8曲構成となっており、以下の通りである。演奏時間は約31分。第1曲「夜明け」 (Petit jour)--第2曲「クマとふたりの仲間」 (L'ours et les deux compagnons)--第3曲「アリとキリギリス」 (La cigale et la fourmi) - 原題通り『セミと蟻』と表記される場合もある。--第4曲「恋するライオン(英語版)」 (Le lion amoureux)--第5曲「中年男と2人の愛人」 (L'homme entre deux âges et ses deux maîtresses)--第6曲「死神ときこり(英語版)」 (La mort et le bûcheron)--第7曲「2羽の雄鶏」 (Le combat des deux coqs)--第8曲「昼の食事」 (Le repas de midi)。バレエ音楽とは別に組曲版が存在し、組曲版はバレエ版の第2・3曲を除いた全6曲で構成されており、以下の通りである。演奏時間は約20分。第1曲「夜明け」 (Petit jour)--第2曲「恋するライオン」 (Le lion amoureux)--第3曲「中年男と2人の愛人」 (L'homme entre deux âges et ses deux maîtresses)--第4曲「死ときこり」 (La mort et le bûcheron)第5曲「2羽の雄鶏」 (Le combat des deux coqs)--第6曲「昼の食事」 (Le repas de midi)。ここでは組曲版で演奏されている。ストーリーは「夜明け」を起点に動物たちの織りなす紙芝居に始まり、「恋するライオン」~「二羽の雄鶏」で社会を投影し、「昼の食事」で幕を閉じるという構成であるとされる。プーランクは「小象ババールのお話し」など子供向けの作品も書いていて、この分野で才能を発揮した作曲家であった。
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