商品コード:1326-049[VSM] E.クルツ指揮/ チャイコフスキー:白鳥の湖
商品コード: 1326-049
商品詳細:英国番号ASD 271。1958年頃の発売。同じ頃カラヤンがSAXナンバーで同様のハイライトを発売。知名度こそカラヤンに負けるもののクルツはバレエ曲の大家、エフレム・クルツへの信頼は大きい。指揮者エフレム・クルツ(1900- 1995)はロシア帝国のサンクトペテルブルク生まれ。ユダヤ系とういこともあり、早くから西側へ出た。1955年から1957年まで、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務め、ジョン・プリッチャードと共に活躍した。後に数多くの客演指揮者の職務をこなし、1966年に初めてロシアに再入国した折には、レニングラードやモスクワでもオーケストラの指揮を執った。1960年代後半に来日し、日本フィルハーモニー交響楽団を、1977年には読売日本交響楽団を指揮した。長身で、指揮台を使わずに指揮をする。ロシア・バレエ団との深い繋がりから、一般にバレエ指揮者とみなされており、レパートリーや録音の中心はバレエ音楽で占められた。 バレエ曲の草分け的存在として知られることとなる。しかも、ロシア物とくれば、いかなカラヤンもかなわない。ロシア革命によって長年ソ連楽壇との交流がなかったにも関わらず、ハチャトゥリアンやカバレフスキーのバレエ音楽の指揮者として知られていた。リムスキー=コルサコフのオペラや、プロコフィエフとショスタコーヴィチの交響曲も得意のレパートリーであった。バレエ音楽のスペシャリストと考えて間違いない。妻は米国人フルート奏者のエレイン・シェーファー。この録音はASD番号でよく見かけるものの、フランス・ステレオ盤のASDF 169は極めて希少で音質もASDよりすっきりしている。この機会をお見逃しなく!
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