商品コード:1326-036[VSM] T.セラフィン指揮/ ヴェルディ:レクイエム(全曲)

[ 1326-036 ] Verdi - Boris Christoff, Eugenio Fernandi, Fiorenza Cossotto, Shakeh Vartenissian - Orchestra And Chorus of the Opera House, Rome, Tullio Serafin – Requiem Mass


通常価格:¥ 33,000 税込

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商品コード: 1326-036

作品名:ヴェルディ:レクイエム(全曲)/--Requiem æternam(レクイエム)--Kyrie eleison(キリエ)--Dies Iræ(怒りの日)--Tuba mirum(くすしきラッパの音)--Mors stupebit(審判者に答えるために)--Liber scriptus(書き記されし書物は)--Quid sum miser(哀れなる我)--Rex tremendæ(御稜威の大王)--Recordare(思い給え)--Ingemisco(我は嘆く)--Confutatis maledictis(判決を受けた呪われし者)--Lacrymosa(涙の日)-- |--Offœrtorium(奉献唱)--Sanctus(聖なるかな)--Agnus Dei(神の子羊)--Lux Æterna(絶えざる光を)--Libera me(我を救い給え--Dies iræ(怒りの日)--Requiem æternam(レクイエム)--Libera me(我を救い給え)
演奏者:T.セラフィン指揮ローマ歌劇場o.cho. S.ヴァルテニシアン(s)F.コッソット(ms)E.フェルナンディ(t)B.クリストフ(bs)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:ASDF 211-2
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚組, 2 single records
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---銀大ニッパー段付大STÉRÉO, 9時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:ASDF 211/ASDF 212, Rights Society:BIEM, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:2YBA 25-3 /2YBA 26-3・2YBA 27-3/2YBA 28-5 (ラウンド文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ・イタリア録音ステレオ製造を示す2YBA**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当を示すサインはない, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 212528/M6 212529・M6 213775/M6 212531, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド/ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1960年頃の製造分, 旧番号存在せず, 銀大ニッパー内溝レーベル・フラット盤存在せず, これより古いステレオ・レーベル存在せず, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なしと思われる, モノラル存在する, RIAAカーヴである, EMIグループ・イタリア音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, ノーマル・カップリング, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---外周5面黒クロス紙表紙箱, 横長金ステレオ・シール付き, 6時に地色ベース楕円ニッパーマーク La Voix De Son Maître, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:ASDF 211 et 212, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris., 印刷記載なし・フランス製 , フランスでこれより古いステレオ・ジャケット存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:【仏ステレオは入荷2度目の希少タイトル!】---1959年8月17-29日/10月4日ローマ・ Opera House・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Francis Dillnutt, プロデューサー:Victor Olof , 英国では1960年Electric & Musical Industries Limired. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice :ALP 1775-6/ASD 353-4(W/Gレーベル)にて初リリース(高額), フランスでは1960年La Voix De Son Maître:FALP 653-4/ASDF 211-2(当装丁)にて初リリース, 仏ステレオは当社入荷2度目の希少タイトル!T.セラフィン指揮ローマ歌劇場o./cho.は1939年8月にモノラル初回録音あり・これは2回目録音となる

商品詳細:この曲はサーバタの名演がよく知られている。サーバタはマタイ受難曲で言えばメンゲルベルクのような立場。これはそれとは異なる現代性を持った、もう一つの名演。セラフィンは既に1939年、同じくローマ歌劇場と初回モノラルを残しているが、これは1959年の2回目のモノラル/ステレオ録音。ステレオ盤は特に希少!モーツァルト、フォーレの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられるヴェルディ:レクイエム。「最も華麗なレクイエム」と評される。原題は「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」で、イタリアの文豪アレッサンドロ・マンゾーニを追悼する目的で作曲され、マンゾーニの一周忌にあたる1874年5月22日、ミラノ、サン・マルコ教会で初演された。この曲はオペラ嫌いの人でもモツレクと同様に聴けるメジャーな宗教作品でもある。しかし内容的には「三大レクイエム」の中で最もオペラ的であり、ヴェルディらしさが散りばめられた作品といえる。セラフィンの指揮には強引な演出が見当たらず、楽譜を極めて忠実に再現しようという彼の流儀が根底にある。とはいえ曲が持つ劇性は十分に発揮されていて、クリュイタンスのフォーレ「レクイエム」のような時代を超えた普遍的な魅力を持った録音であるといえる。トゥリオ・セラフィン(1878-1968)はヴェネツィア近郊のロッタノーヴァ・ディ・カヴァルツェレ出身。ミラノ音楽院でヴァイオリンを学び、卒業後はヴァイオリン奏者としてミラノ・スカラ座のオーケストラに加わった。しかし程なくしてセラフィンは母校ミラノ音楽院に戻り、対位法や作曲を学んでいる。1898年、セラフィンはフェラーラのテアトロ・コムナーレにおいてヴェルディの歌劇『アイーダ』およびフランケッティの歌劇『ジェルマニア』を指揮してプロ指揮者としてのデビューを飾った。スカラ座で、当時の音楽監督アルトゥーロ・トスカニーニの下、副指揮者を務めるなど研鑽の日々を送っている。1907年にはロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場に客演、1909年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場の指揮者に転出したトスカニーニの後任として、スカラ座の音楽監督(1909-1914/1917-1918・在任)の地位を引き継いだ。英国では多くのイタリア人指揮者が活躍したがセラフィンは20世紀有数のイタリア・オペラ指揮者として評価され、多くの録音を残した。トスカニーニなどと違ってカリスマ性を前面に出すタイプとは言い難い。しかしトスカニーニら先行世代と違って、ステレオ録音が実用化された時期と、その芸風の円熟期が重なり、後世の人々が良い録音によって彼の演奏を堪能できる条件が整った事は幸運だったと言えるだろう。特にマリア・カラスやマリオ・デル=モナコを見出した業績はよく知られている。イタリア人指揮者は、海外に積極的に進出してドイツ系の交響曲なども得意とする人々と、自国を足場にオペラ指揮者としての活動に徹する人々に大きく分かれるが、セラフィンは後者を代表する巨星として、死後半世紀近くを経た今も尚、尊崇の対象となっている。残された録音も全てイタリア・オペラまたはその序曲集であるが、実演ではドイツ・オペラにも積極的だった。セラフィンは1934年にローマ歌劇場の音楽監督に就任、以降1962年から亡くなるまでローマ歌劇場の芸術顧問を務めてはいるが、同時にフリーの立場で各地の歌劇場に客演を重ねた。

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