商品コード:1327-056b[ODÉON] R.トゥルアール(pf) / リスト:Pf曲集-3

[ 1327-056b ] Liszt, Raymond Trouard – Rêve D'Amour / Rapsodies Hongroises


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商品コード: 1327-056b

作品名:リスト:Pf曲集-3/即興ワルツ S.213, 忘れられたワルツ S.215, 愛の夢「3つの夜想曲」 S.541~第3番 - 変イ長調「おお、愛しうる限り愛せ」, パガニーニ大練習曲集~第5曲 ホ長調「狩り」 S.141, ラ・カンパネラ「パガニーニの主題による超絶技巧練習曲より」 | ピアノ独奏のためのハンガリー狂詩曲S.244(全20曲)~第2番 嬰ハ短調, ~第6番 変ニ長調, ~第15番 イ短調「ラーコーツィ行進曲」
演奏者:R.トゥルアール(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ODÉON
レコード番号:XOC 806
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 7時に一部剥がれあり
キズ情報:両面に極薄いビニール焼け見られるが音には殆ど影響しない・但し極低レベルで背景音あり
レーベルタイプ:【フランスでの再版(第2~3版)】---黄/茶段付, 10時にLongue Durée Microsillon, 2時に 33 1/3 Tours minute., 6時にMade in France(ラウンド茶文字), グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, Ⓟなし, Price Code:Luxe, スタンパー/マトリクス:XAR 264 21F/XAR 265 21C (ストレート小文字マトリクス・EMI/Pathéタイプ), EMIグループフランスODĒON録音モノラル製造を示すXAR ***で始まるレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 193611/M6 192915, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを使った1958年頃の製造分, ODX番号は存在せず, XOC 101という旧番号が存在する(黄/茶内溝レーベル・フラット盤), これより古いレーベルは存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), 仏ODĒON音源の仏ODĒON制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., 再版(第2~3版), re issue
ジャケット:【フランスでの第2版】---折返表コートペラ, 2時に黒ベース□Série Grande Diffusion Prix Exceptionn, 表記されたジャケット番号:XOC 806, Price Code:NF.9.85 T.T.C., 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当番号では当ジャケットではない・旧番号あり), 製作:ODÉON/Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:記載なし・フランス製, 旧番号に旧デザインが存在する, これより古いジャケット存在する, 再版(第2~3版), re issue
トピックス:1950年代パリ・シャンゼリゼ劇場でのモノラル録音, 詳細不明, 1958年頃ODÉON/Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisにてコピーライト登録・同年仏ODÉON:XOC 101(黄/茶内溝レーベル・フラット重量盤・旧デザインジャケット入り)にて初リリース→1962年頃XOC 806(当装丁)に番号変更される(当盤), XOC 101は当社初入荷のオリジナルで入荷して初めて判明した希少タイトル! これまでXOC 806(当盤)がオリジナルではないかと考えていた, フランスのリスト弾きレイモン・トゥルアールンのソロ, リストのソロは3種のLPがある(ODX 125/ODX 155/XOC 101), XOC 101の再版であるXOC 806が市場で最も多い番号なので安価とした, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:リスト弾きトゥルアールのリストはソロLPは3種あり、これは最後の1枚。他2枚と内容はダブらない。レイモンド・トゥルアールは1916年仏生まれ、パリ音楽院でザウアーに師事。M.ラヴェルと面識がある。正直トゥルアール程の腕前がなく、巨匠と呼ばれ有名になったピアニストは多い。何故無名のまま終わったのか?彼の技巧は凄い、まさにリスト弾きの名に相応しい腕前。単に技巧だけでなく、音楽の表現者としての腕前も超一流。大胆不敵な表現力と魅力的なエンターティナー的ピアニスト。レイモン・トゥルアール(1916– 2008)はイル・ド・フランスのエタンプ生まれ。アンドレ・ブロック、ジョゼフ・モーパン、ビクターストウブ、エミール・フォン・ザウアー、マルセル・デュプレ、ポール・デュカス、フィリップ・ゴベールに学び、1933年にピアノで一等賞を、1937年に監督で二等賞を受賞した。彼はイヴ・ナット、セルゲイ・ラフマニノフ、マヌエル・インファンテ、モーリス・ラヴェルとの音楽研究を完成させた。トゥルアールは1935年に最初のピアノ・リサイタルを行い、デビュー。フランスだけでなく、多くのヨーロッパ諸国と南北アメリカにツアーを行っている。彼のレパートリーは、バッハからデュティユーまで広かった。中でもショパンを得意とした。1969年から1985年までパリ国立高等音楽院で教師を務め、ミシェル・ダルベルト、ジャン・ガブリエル・フェラン 、エリック・フェレール 、マルク・アンリ・ラ・マンデなどを輩出した。ODEONにショパン、リスト、ベートーベンなどを少なくとも7枚のLPに録音している。独特な節回しを持つトゥルアールを聴くのに十分なプレスである。非常にはっきりしたタッチで癖のある跳ねるような表現が魅力。いかにもフランスの古き良き時代のピアニストである。現代的なスタイルだが、時にテンポを揺らし個性的な表情を作る。打鍵でダイナミズムを作るタイプでは無く、弱音の効果的使用で表現の広さを持つタイプ。パリ音楽院とは異なる系譜を持つフレンチ・ピアニズム!ショパン作品の録音が多いがリストも3枚のLPがある。トゥルアールのリストは所謂、技巧を全面に出した演奏ではない。勿論時代的にそれが普通であったわけで、リストの音楽的な部分をロマンチックに表現する手法としている。従って選曲も自然にメロディーがはっきりした有名な作品が中心となる。A面終わりには「ラ・カンパネラ」のような知られた曲も入る。現在では超絶技巧を用いた演奏が主となるが、トゥルアールのロマンチック名演奏も捨てがたい。これまでXOC 806という番号がオリジナルと考えていたがXOC 101という番号が入荷したことでXOC 101がオジナル番号であることが判明した。

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