商品コード:1327-053b[ODÉON] R.トゥルアール(pf) / ショパン:14のワルツ

[ 1327-053b ] Raymond Trouard -Chopin ‎– 14 Valses De Chopin


通常価格:¥ 2,200 税込

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商品コード: 1327-053b

作品名:ショパン:14のワルツ/第1番 「華麗なる大円舞曲」Op 18, 第3番 イ短調Op 34-2, 第4番 ヘ長調 Op 34-3, 第10番 ロ短調Op.69-2, 第13番 変ニ長調Op.70-3, 第12番 ヘ短調Op.70-2, 第8番 変イ長調Op.64-3 | 第5番 変イ長調Op.42, 第7番 嬰ハ短調Op.64-2, 第11番 変ト長調Op.70-1, 第9番 変イ長調「告別」Op.69-1, 第14番 ホ短調Op.Posth KK.IVa/15, 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」 Op.64-1, 第2番 変イ長調Op.34-1
演奏者:R.トゥルアール(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ODÉON
レコード番号:XOC 803
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面2時に無音ヘアラインあり
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---黄/茶段付, 10時にLongue Durée Microsillon, 2時に 33 1/3 Tours minute., 6時にMade in France(ラウンド茶文字), グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XAR 104 23C/XAR 105 23 (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), ODÉONのモノラル録音・製造を示すXAR***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 211554/M6 21142(旧番号に更に古いスタンパーあり), 再補助マトリクス:なし:パテキュラーはない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーによる1961年頃製造分, カッティング担当を示すマトリクスはない, 旧番号存在する, 旧番号に赤/銀内溝レーベル・フラット盤が存在する, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではないが当番号の最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(旧番号は異なる), ODÉON音源の仏ODÉON制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou.., 第2版, 2nd issue
ジャケット:【フランスでの再版】---折返表コートペラ, 2時に黄緑色ベース□Prix Exceptionn, 裏面10時にSérie Grande Diffusion, 表記されたジャケット番号:XOC 803, Price Code:9.95 NF, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴の最古裏年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧番号あり), 製作:ODÉON/Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷: F.Richir-Maitre-Imprimerie-Paris-Le Perreux, 旧番号に複数の旧デザインが存在する, これより古いジャケット存在する, 再版, re issue
トピックス:1950年頃パリ・シャンゼリゼ劇場でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1953年頃ODÉON/Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisにてコピーライト登録・同年仏ODÉON:ODX 103(赤/銀内溝レーベル・フラット盤)にて初リリース, これは1961年頃製造の黄/茶段付レーベル第2版盤が同じ頃製造の再版ジャケットに入るケースで初期盤, ODX 103はかなり希少で状態の良い盤は少ない, フランスのリスト弾きレイモン・トゥルアールのソロ, かなりの力演, 1960年頃のRIAAカーヴ初期プレスで音が前に出てくる!この価格なら超お買い得!PLEYELの ピアノ使用, 仏Versailles:VER 34126もあり, 1970年代にCBS:51 003で再版される, 市場にはXOC 803が最も多い, 安価とした, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:R.トゥルアールによるショパン「14のワルツ」である。トゥルアールはパリ音楽院出身のフランス人であり、どちらかと言えばアカデミックな印象が強いピアニストである。当ショパンのワルツ盤もフランス風というよりはむしろ本国ポーランドのスタイルを意識した解釈であり、プレイエルの音色も効果的に使われた知的演奏である。録音が少ないこともあり知名度こそ低いが、今後の評価が楽しみなピアニストである。レイモン・トゥルアール(1916– 2008)はイル・ド・フランスのエタンプ生まれ。アンドレ・ブロック、ジョゼフ・モーパン、ビクターストウブ、エミール・フォン・ザウアー、マルセル・デュプレ、ポール・デュカス、フィリップ・ゴベールに学び、1933年にピアノで一等賞を、1937年に監督で二等賞を受賞した。彼はイヴ・ナット、セルゲイ・ラフマニノフ、マヌエル・インファンテ、モーリス・ラヴェルとの音楽研究を完成させた。トゥルアールは1935年に最初のピアノ・リサイタルを行い、デビュー。フランスだけでなく、多くのヨーロッパ諸国と南北アメリカにツアーを行っている。彼のレパートリーは、バッハからデュティユーまで広かった。中でもショパンを得意とした。1969年から1985年までパリ国立高等音楽院で教師を務め、ミシェル・ダルベルト、ジャン・ガブリエル・フェラン 、エリック・フェレール 、マルク・アンリ・ラ・マンデなどを輩出した。ODEONにショパン、リスト、ベートーベンなどを少なくとも7枚のLPに録音している。ワルツはODX 103が初出だが入荷は殆どなく希少。独特な節回しを持つトゥルアールを聴くのに十分なプレスである。非常にはっきりしたタッチで癖のある跳ねるような表現が魅力。このワルツ集は不思議なことに当初、曲順の異なる連番で2枚・2種発売された。ODX 103が先頭に第1番 「華麗なる大円舞曲」Op.18が入る盤で、ODX 104が最後に第1番 「華麗なる大円舞曲」Op.18の入る配置である。2枚とも同じ14曲なのだが、連番でこのような発売のされ方はあまり例がない。1961年にXOC 803に番号変更され、ODX 103の配置で固定された。いかにもフランスの古き良き時代のピアニストである。現代的なスタイルだが、時にテンポを揺らし個性的な表情を作る。打鍵でダイナミズムを作るタイプでは無く、弱音の効果的使用で表現の広さを持つタイプ。パリ音楽院とは異なる系譜を持つフレンチ・ピアニズム!

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