商品コード:1327-052[ODĒON] G.ブエ(s)/ オペラアリア集/ヴェルディ, グノー, マスネ 他
商品コード: 1327-052
商品詳細:'40~'50年代フランスを代表する名ソプラノ G.ブエ(S)。これはSP復刻ではないかと思われる。だが音質は大変良く、LPを聴くのと変らない。SP期の懐かしい気分とLPの音の良さがミックスされて、なかなか良い1枚だ。彼女の声はどこか忘れてしまった何か大切なものを思い起こさせてくれるような揺らぎを持っている。1曲2~3分の曲が12曲。モーツァルトのフィガロのアリア2曲をフランス語で見事に歌う。可憐で憎めない愛らしさがある。ジョリ・ブエ(1918 - 2017)はフランス・トゥールーズ生まれのソプラノ歌手。トゥールーズの音楽院でクロード・ジャンに師事し(ソルフェージュ、ピアノ、ハープ、声楽)、声楽コンクールで第1位を獲得した後、1934年に16歳にしてトゥールーズ・キャピトル歌劇場でデビューし、『ユグノー』のユルバン、『ファウスト』のジーベル、『ロミオとジュリエット』のステファノなどの端役を演じ、その後すぐに『ミレイユ』の主役や『カルメン』のミカエラなどの大役を演じた。彼女は1939年にオペラ=コミック座で『ラ・ボエーム』のミミ役でパリデビューを果たした(1951年5月3日、サル・ファヴァールで行われた同作品の1000回目の公演でも歌った)。他にはラクメ、マノン(1952年1月18日の2000回目の公演で歌った)、シブレット(オペラ=コミック座での初演)などの役を演じた。1942年に『ファウスト』のマルグリット役でガルニエ宮デビューを果たし、その後『ロメオとジュリエット』のジュリエット、タイス、『エロディアード』のサロメ、ルイーズ、 『リゴレット』のジルダ、『椿姫』のヴィオレッタ、 『オテロ』のデズデモーヌ、『トスカ』、『蝶々夫人』、『エフゲニー・オネーギン』のタチアナなどの役を歌った。批評家たちはブエの「明るい音色、絶妙な発音、優れた解釈力、そして女優としての素晴らしい才能」を称賛した。彼女は2017年1月に98歳で亡くなった。フランス語のみの配役で活躍した。これがLPで聴けるブエの代表作!
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