商品コード:1327-019[SAXF 1005] W.ゲネンヴァイン指揮 他 / ヘンデル:デッティンゲン・テ・デウム
商品コード: 1327-019
商品詳細:1933年ドイツ・バーデン州シュヴェービッシュ・ハルに生れたゲネンヴァインは、1959年、シュツットガルトに本拠を持つ南ドイツ・マドリガル合唱団を創設。すぐ南のミュンヘンで活躍していたArchivのカール・リヒターの向こうを張って、この南ドイツの近接した地域で、独自のスタイルを築き上げた。それを独Electrolaが応援。多くの録音を行い、このような作品も手掛けた。これらは、仏からもSAXFという形で出ており、独とは一味異なるパテプレスの高い音楽性は、評価されるだろう。ヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」はヘンデルが1743年に作曲した教会音楽。ヘンデルは『ユトレヒト・テ・デウム』(1713) や『シャンドス・テ・デウム』(1720頃) など、いくつかのテ・デウムを書いているが、その中で最もよく知られる作品である。「テ・デウム」とは、キリスト教のカトリック教会・ルーテル教会、正教会、聖公会の聖歌の一つ。テクストの冒頭の一文“Te Deum laudamus"(われら神であるあなたを讃えん)からこの名称で呼ばれる。曲種としてはイムヌス(賛歌)に分類される。聖務日課の「朝課」(真夜中の祈り)の最後に歌われることが多い。「デッティンゲン・テ・デウム」は1743年6月27日のデッティンゲンの戦いでジョージ2世が勝利したことを記念して作曲された。戦勝祝賀行事で初演されたが、大変に盛大な音楽で、高く評価された。歌詞は聖公会祈祷書の「Te Deum Laudamus」による。ソプラノ2、アルト、テノール、バスによる混声5部合唱で、一部の曲に独唱がある。管弦楽にはトランペット3、ティンパニ、オーボエ2、ファゴット、弦、通奏低音を含む14曲構成。ヘンデル作品の中でも屈指の傑作といえる曲で声楽としてだけでなく、勇壮な教会音楽としての地位は不変の物がある。オリジナルは英語歌詞だが当盤はドイツ語で歌われる。音質も大変良い!ゲネンヴァインはドイツで信頼できる合唱指揮者であり、COLUMBIAに録音された最高レベルの「デッティンゲン・テ・デウム」とみて間違いない。
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