作品名：ハイドン:Pfソナタ集/Pfソナタ44番 ト短調 Op0.54-1 Hob. XVI-44, Pfソナタ46番 変イ長調 OP.54-3 Hob. XVI-46 | Pfソナタ52番 変ホ長調 OP.82 Hob. XVI-52

レーベルタイプ：【フランスでの再版】---橙EMIRéférences, 6時にMade in France by □Pathé Marconi □EMI (縦表記), グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:2C 051-73088 M, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)1957, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:73088 MA 21/73088 MB 21 (ラウンド小文字スタンパー・Pathéタイプ), La Voix De Son Maître製造を示すレコード番号の下5桁を含む専用マトリクスを使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 337449 3/M6 337450 3, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1980年代のスタンパーによる1982年頃の製造分, 旧番号が存在する(Les Discophiles Français), これより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(旧番号は異なる), Les Discophiles Françai源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., LP再版, re issue

ジャケット：【フランスでの再版】---両面コートペラ, 全面にRéférencesのロゴデザイン, 表記されたジャケット番号:2C 051-73088, Price Code:PM 322, 背文字:あり(黒色・茶色背景), ジャケ裏年号:なし, (P)1957(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧番号あり), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Imprimerie Offset France, Les Discophiles Françaisに旧番号存在する, これより古いジャケット存在する, 再版, re issue

トピックス：44/46番:1956年3月パリでのモノラル録音・録音技師:Andre Charlinと思われる, 52番:1955年春ウィーンでのモノラル録音・録音技師は不明, プロデューサー:全て不明, 1957年Les Discophiles Françaisによりコピーライト登録・同年Les Discophiles Français:DF 194(赤輪青地図中溝レーベル・フラット盤・布張見開ジャケット入り)にて初リリース→1982年Pathé Références:2 C 051-73088でRéférencesシリーズとして再リリース, 中間期のプレスはないと思われる, DF 194は最低でも30000+税はする高額LPで盤質の良い盤は殆どない, RéférencesシリーズはDF 194の単純な再版ではなく新たにマスターテープからマスタリングを行った新プレスである, オリジナルが入手難であるだけに価値ある1枚, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：パテのレファランス・シリーズのピンク色の背景に、L.クラウスの顔が写るハイドンの一枚があったが、これがそのオリジナルである。基本的にモーツァルトのピアノ・ソナタと同様のスタンスで演奏されている。よく弾むフレージングと小気味のよいアーティキュレーション。そして何より、クラウスたらしめる温かく包み込んでくれるような音色。これに対抗できるハイドンは極めて稀であると言える。クラウスは別の2曲をデュクレテにも入れていた。この2枚がハイドンの傑作であり、クラウスの真骨頂を味わえる。オリジナルは希少である!La Voix De Son Maîtreでは1980年頃からRéférencesシリーズが始まり、1950年代は別会社であったが1960年代にPathé Marconの傘下となったLes Discophiles Français音源の新たな再版を多く発売した。全て新たにマスターテープからマスタリングを行った新プレスである。安価だが音質は良く、今では入手難となった高額LPの録音を手軽に楽しめるシリーズである。これらの中にリリー・クラウスのハイドン:ピアノ・ソナタが加わった点は興味をそそる。それだけ重要な録音であったことが認識されたのである。モーツァルトで名高いリリー・クラウスだが、このハイドンも決定的な名演である。この機会に是非聴いていただきたい。近年ではフランスでもRéférencesの入手は難しくなっている。気が付いた時はもう遅いかも知れない。

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