商品コード:1328-018n[MELODIYA] D.オイストラフ(vn)/ ハチャトゥリアン:Vn協奏曲
商品コード: 1328-018n
商品詳細:ハチャトゥリアン(1903-1978)のヴァイオリン協奏曲は1940年に作曲され、翌年のスターリン賞第2位を獲得したヴァイオリン協奏曲である。この作品はダヴィッド・オイストラフに献呈されている。オイストラフは、ヴァイオリン・パートに関して助言を行うとともに、ハチャトゥリアンとは別に自身でカデンツァも作っている。初演は1940年11月16日、モスクワのソヴィエト音楽祭にてダヴィッド・オイストラフのヴァイオリン独奏、アレクサンドル・ガウクの指揮で演奏され、大成功であった。その特徴あるメロディーは一度耳にしたら忘れないインパクトを持った曲である。この曲がハチャトゥリアンを国際的な作曲家に押し上げたといっても過言ではない。他に「ガイーヌ」「スパルタクス」等の管弦楽曲が有名。ハチャトゥリアンの特長であるコーカサス地方の民族音楽である躍動感のあるリズムと異国情緒なメロディーに集約される。ヴァイオリン協奏曲この二つを兼ね備えたハチャトゥリアンらしい曲といえる。世界初録音は1951年6月25日モスクワでのL.コーガン/アラム・ハチャトゥリアン指揮ソビエト(モスクワ)国立放送so.である。オイストラフの初録音は旧ソ連ではなく、1954年ハチャトゥリアン自身の指揮でロンドンのフィルハーモニア管弦楽団とロンドンでの録音したものである。英/仏COLUMBIAからモノラルでリリースされた。これは両者の2回目の1965年録音でモスクワで録音された。海外での最初の録音がロンドンという事がハチャトゥリアンが世界にアピールしたかったことが窺える。それで初演者でもあるオイストラフこそがこの曲と不可分のような印象を持たれることになった。2回目もハチャトゥリアン自身が指揮を買って出た。コーガンはオイストラフより先に録音を行い、更にRCAに1958年1月12、13日ボストン、シンフォニー・ホールでのモントゥーの素晴らしい録音があるのだが、何方もあまり知られていない。大方の見方でオイストラフが良いとされている。この2回目録音でももはや完全に自分の曲であるかのようなよく練られたソロは誰が聴いても見事だし、作曲者の指揮ならこんな安心なことはない。トップであるかは別として納得の演奏であることは確か。フランスからもLe Chant du Monde、ETERNA、米ANGELからも発売された。ステレオが前提の方にはこの録音がトップといって間違いない。ステレオはC 01115→CM 01115→SM 04375の順に発売された。C 01115は大変希少!
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