商品コード:1328-016[Club Français] K.リステンパルト指揮 T.シュティヒ・ランダル(s) 他/ モーツァルト:戴冠式ミサ, ヴェスペレ
商品コード: 1328-016
商品詳細:リステンパルトの場合はモノラル/ステレオそれぞれ良さがあり、出来る事なら2枚揃えたいと思わせるものがある。モノラルは音に芯があり、人の声もリアル。オケも底力があり、ズシリと響く。T.S.ランダルが参加したこのK.317は、数ある録音の中でもトップグループに入るのは確かである。とにかく合唱が素晴らしく良い上、オケは完璧。K.317のあるべき姿が示されている見本とすべき演奏。反応の鋭いオケだけでも圧倒的。宗教曲においてもリステンパルトは圧巻!カール・リステンパルト(1900 - 1967)はドイツ北部の都市キール生まれの指揮者。1953年リステンパルトはベルリンから新たにドイツ西部のザールラント州へ移住。自身が創設したザール室内o.の指揮者となる。メンバー16人中10人はベルリンより一緒に移住。1960年前後にDFからLe Club Français Du Disqueに移籍したことで随分と自由な選曲が可能となり録音数も10倍近く増えた。何より自分たちの本拠地であるザールブリュッケンの北西ザールイ(Saarlouis)の近くのフラウラウターン(Fraulautern)に録音設備が整い、パリまで録音に出掛ける必要がなくったことは大きい。しかし1967年カール・リステンパルトは亡くなってしまう。これはLe Club Français Du Disqueレーベル自体の存続に関わるほどの重大な事件であった。当然とも言えるがその1年後の1968年には1953年に創設されたLe Club Français Du Disqueレーベルは事実上活動を停止したらしい。約7年という短い期間がLe Club Français Du Disqueにおけるカール・リステンパルト/ザール室内管弦楽団とそのメンバーたちの全てである。
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