作品名：ベートーヴェン:Vcソナタ(全5曲)/Vcソナタ1番Op.5-1, Vcソナタ3番Op.69 | Vcソナタ2番Op.5-2, Vcソナタ5番Op.102-2, Vcソナタ4番Op.102-1

レーベルタイプ：【英国でのオリジナル・タイプ】---モノクロ切手ニッパー, 6時にMade in Gt Britainなし(後期), 9時にSTEREO Pathé Marconi, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:ASD. 2853/ASD. 2854 , Rights Society:記載なし, (P)1972, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:12121 A-1/12121 B-1・12122 A-2/12122 B-1 (ラウンド小文字スタンパー・ELECTROLAタイプ), EMIグループ録音英国製造を示す数字桁***で始まりレコード番号を含むELECTROLA型英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):GM/GR・GD/L, 再補助マトリクス(9時):1/2・1/1, 1970年代のスタンパーを用いた1973年頃の製造分, 旧番号存在せず, カラー切手ニッパー存在しないがモノクロ切手ニッパーでも6時にMade in Gt Britainがつく初期タイプ存在する(確認済・1972年分), 英国でこれより古いレーベル存在する(微細な違いあり), 英国での最古レーベル・最厚プレスである(微細な違いあり), 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当:不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice制作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル・タイプ, oroginal type in UK.

ジャケット：【英国でのオリジナル】---全面厚紙表クロス紙箱, EMI His Master's Voice, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:SLS 836, Price Code:なし, 背文字:あり(黄色型押・黒クロス紙背景), (P)なし(C)1972, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:E.M.I.Internationa Limired. Hayes・Middlesex・England, 印刷: G. T. Phillips & Co. (London) Ltd., 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国にバラは存在せず, 英国でのオリジナル, oroginal for UK.

トピックス：1971年7月13/15/16日 ・1972年2月24-26日パリ ・Salle Wagram・でのステレオ録音, 録音技師: Paul Vavasseur, プロデューサー:René Challan, 1972年E.M.I.Internationa Limired. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:SLS 836(モノクロ切手ニッパー・6時にMade in Gt Britain付レーベル・グルーヴガード盤・当箱入り)にて初リリース→同年後期又は翌1973年同一番号・モノクロ切手ニッパー・6時にMade in Gt Britainなしレーベル・オリジナル箱入り(当盤), Made in Gt Britainのある/なしは1年程度の差で音質差も殆どないと思われる, フランス盤の入荷は無く番号不明, 1973年頃変奏曲集がリリースされLa Voix De Son Maître:2C 065-12531(カラー切手ニッパーレーベル)にて初リリース(希少), 変奏曲集が英国で発売されたか不明, Vcソナタ1～4番までは1950年代前半にK.エンゲルとのモノラル旧録音がある・FALP 151/FALP 259, 5番は初録音?

商品詳細：1972年に初版の出たオリジナル。トルトゥリエの人柄がそのまま表れたような、穏かなベートーヴェン。全体的にゆったりしたテンポで、楽器に雄弁に語らせたような演奏。旧録との決定的な違いは、ピアノにハイドシェックを伴っていること。ピアノと真の意味でデュオになっており、チェロ、ピアノ、五分五分の注目度。ピアノがこれだけ良いと曲そのものが新鮮な感じを受け、名曲が更に輝きを増す。ステレオ録音として良く出来た内容。一枚物は無いと思う。変奏曲は未収録でソナタのみ5曲を2枚のLPに収めた箱物。ピアノがハイドシェックという点が凄い共演。二人はフォーレなども録音していて相性は良い。トルトゥリエは1950年代前半にエンゲルとVcソナタ1～4番を録音している・FALP 151/FALP 259。トルトゥリエはやや硬めの音でよく歌い、はっきりとしたメロディーラインを取っている。渋い表情で甘さはなく辛口の表情である。いかにも男性的なチェロを感じる。逆にハイドシェックのピアノにはタップリの甘さと豊かな情感があり、トルトゥリエのどちらかと言えばそっけないくらいのスタンスにハイドシェックが入ることで、全体として音楽に潤いが増している。お互いが補完し合う良いコンビネーションといえる。トルトゥリエらしさがしっかり出た秀演!この録音は不思議なことにフランス録音ながらフランス盤の入荷が全くなく、あるいは未発売かも知れない。逆にすぐ後に発売された2人の変奏曲集ではフランス盤の入荷しかなく英国未発売ではないかと思われる。交代で一つずつ出したのだろうか?

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