作品名：ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」(1949)/-- 1.Allegro Con Brio--2.Marcia Funèbre: Adagio Assai-- | --3.Scherzo: Allegro Vivace; Trio--4. Finale: Allegro Molto; Poco Andante; Presto

レーベルタイプ：【オーストリアでのオリジナル】---金大ニッパー・ツヤ中溝, 5時にMade in Austria(ラウンド金文字), 3時にunzerbrechlich, フラット重量, Abgelロゴ, Rights Society:不明, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:EO-LRC-3814-20S/EO-LRC-3815-20S (ラウンド中文字マトリクス・米RCAタイプ), 米国RCA録音を示すEO-LRC-***で始まるRCA型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルSは不明, 補助マトリクス(3時):A1/A1, 再補助マトリクス(9時):なし, 1950年代のスタンパーによる1952年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤の最初期分, 旧番号存在せず, オーストリアでこれより古いレーベル存在せず, オーストリアで最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループ米国RCA音源のオーストリアHis Master's Voice制作プレス, 工場:不明, オーストリアでのオリジナル, original in Austria

ジャケット：【オーストリアでのオリジナル】---折返見開中入れペラ, 中央にLangspielplatte 33 1/3, 表記されたジャケット番号:VALP 504, Price Code:なし, 背文字:なし, ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがオーストリアでは当ジャケットである), 製作:EMI Austria, 印刷:記載なし不明, これがオーストリアでの初回デザインのジャケット, オーストリアでこれより古いジャケット存在せず, オーストリアでのオリジナル, original in Austria

トピックス：【オーストリア盤は初入荷の超希少プレス!】---1949年11月28日/12月5日ニューヨーク・Carnegie Hallでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1950年 Radio Corporation Of America にてコピーライト登録・同年RCA:LM 1042(赤/金サークル浅中溝レーベル・フラット盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1952年His Master's Voice:ALP 1008(金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤・コロネーション・見開き中入背白布貼ジャケット入り)にて初リリース, オーストリアでは1972-3年頃墺His Master's Voice :VALP 504(当装丁)にて初リリース, これはオーストリアでの初年度リリース分オリジナル, 当社ではオーストリア盤は初入荷の超希少タイトル!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：トスカニーニの英雄は2種LPがある。一つは1949年、もう一つが1953年、どちらもNBCso.でカーネギーホール録音。これは1949年の珍しいオーストリア盤。最後の録音となった1953年録音は、トスカニーニ没の3年後となる1960年に初LP化された。1953年盤も聴いたが、勢いとエネルギーでは1949年版が圧倒的である。この早いテンポのまま隅々まで神経を行き渡らせた熱演は、トスカニーニ以外に出来る芸当ではない。どんどん迫り来る嵐のようなオケは一度体験してしまうと病みつきに。1949年の方が評価が高いことは事実。しかしベートーヴェン作品の中でもほとんど最後となった1953年「英雄」も聴いてみる価値のある録音に変わりない。通常トスカニーニの「英雄」といえば1949年録音を指す。米、英、独、イタリア、スペイン等各国からLP発売されたが、まさかオーストリアでも独自のプレスで発売されたことは当盤の入荷をもって初めて知った。ジャケットは簡素な作りだが、盤は非常に部厚い重量フラット盤である。一目で各国のEMIレーベルとは異なるデザインであることがわかる。音質はドイツ盤に近いかもしれない。

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