作品名：即興と編曲・パラフレーズ/リムスキー・コルサコフ:歌劇「サルタン皇帝」～熊蜂の飛行(パラフレーズ), ブラームス:10のハンガリー舞曲集 WoO.1～5番嬰ヘ短調(トランスクリプション) , フランツ・フォン・ヴェチェイ:悲しきワルツ(トランスクリプション), ハチャトリャン:歌劇「ガイーヌ」～剣の舞(パラフレーズ), G.シフラ:ルーマニア幻想曲(Improvisation) | ロッシーニ:ウィリアム・テルの主題による即興曲, ヨハン・シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214(パラフレーズ), 同:美しく青きドナウ Op.314(パラフレーズ)

レーベルタイプ：【英国でのオリジナル】---金大ニッパー段付, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド金色文字), グルーヴガード厚手盤, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2XLA 429-1N/2XLA 430-1N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ・フランス録音モノラル製造を示す2XLA***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):P/GD, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1958年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤存在せず, 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国で最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1N/1N), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループのフランス音源のHis Master's Voice制作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original

ジャケット：【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 2時に白色ベースに□"His Master's Voice" Long Playing 33 1/3 R.P.M. Records □ニッパー・マーク, 表記されたジャケット番号:ALP 1604, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England., 印刷:Mardon Packaging International Ltd , ホタテ貝ジャケットの最初期分, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.

トピックス：【英国盤は初入荷の希少盤!】---1956年12月6日(ウィリアム・テルのみ1957年10月)パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1958年 Hawkes/Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconiによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:FALP 501(当装丁)にて初リリース, 11月29日にパテ社のプロデューサーと共にパリに到着したシフラが12月6日からはパリにあるPatheのスタジオで始めた録音であり、お得意のパラフレーズを中心としたもの, ウィリアム・テルのみ1957年10月に録音され全8曲でFALP 501としてリリースされ, 英国では1958年同一内容でHis Master's Voice:ALP 1604(当装丁・英国マスター)にて初リリース, 英国盤は当社初入荷の希少盤, シフラの面目躍如たる最高の1枚!ステレオ存在せず, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：シフラといえばフランスで活動したピアニスト。当然フランスでの録音が多い。しかし全てではないが一部英国からも発売されている。彼の最も得手とするパラフレーズ(他の言葉で元々の文や一節を言い換えること・ギリシャ語)。音楽でのパラフレーズは、元々の作品を別のスタイルの文脈の中で改訂、交換すること。トランスクリプションやアレンジメントに近いが、より自由な演奏、メロディーの装飾と解される。シフラのような技巧的にも優れ、尚且つ遊び心のあるピアニストがやってこそ様になる。その面白さは格別!大半の曲はシフラが原曲を元に手を加えた編曲の形をとっていて、原曲のまま演奏したものはない。B面最後のシフラ:ルーマニア幻想曲・Fantaisie Roumaineはシフラ自身がロマの間で伝承されている曲種であるツィガーヌなどから即興演奏したオリジナル作品である。1956年12月、1957年10月のモノラル録音。シフラが最も得意とするタイプの演奏で、自身がまだ録音を出す前は、ウィーンの酒場で頻繁にこのような演奏を行い、生活費を稼いでいたと思われる。そんな風景が浮かんでくるようなシフラならでは芸術!先頭の「熊蜂の飛行」は、弦楽器による小品集などで演奏されるが、ピアノ・ソロで演奏される機会は少ない。理由は高難易度である為である。

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