商品コード:1329-047[HMV] A.トスカニーニ指揮/ ベートーヴェン:交響曲6番「田園」

[ 1329-047 ] Beethoven - Arturo Toscanini Conducting The N.B.C. Symphony Orchestra – Symphony Nº· 6 "Pastoral"


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商品コード: 1329-047

作品名:ベートーヴェン:交響曲6番Op.68「田園」/--Awakening Of Pleasant Feelings Upon Arriving In The Country - Allegro Ma Non Troppo--Scene At The Brook - Andante Molto Mosso-- | --Peasant's Merrymaking - Allegro-- Allegro--Shepard's Hymn After The Storm - Allegretto
演奏者:A.トスカニーニ指揮NBCso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice
レコード番号:ALP 1129
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版・RIAAカーヴのオリジナル】---金大ニッパー段付, 6時に金ANGELマークとMade in Gt Britain(ラウンド金色), グルーヴガード厚手盤, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:E2 RP 4288 13 S/E2 RP 4289 13 S (ラウンド小文字スタンパー・RCA/EMIタイプ), EMIグループRCA米国録音モノラル製造を示すE2 RP***で始まりレコード番号を含まない米国型専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):GA/GA, 再補助マトリクス(9時):2 A1/1 B5, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤存在する(1954年分), 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在する, 英国で最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(当プレスから・フラット盤はそうではない), EMIグループの米国RCA音源のHis Master's Voice制作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国での第2版・RIAAカーヴのオリジナル, 2nd issue
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 6時に緑色で"His Master's Voice", 5時に緑背景にニッパーマーク, 表記されたジャケット番号:ALP 1129, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England., 印刷:Mardons, コロネーションデザイン存在せず, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:1952年1月14日ニューヨーク・カーネギーホールでのモノラル録音, 詳細不明, 米国では1953年Radio Corporation Of Americaによるコピーライト登録・同年RCA:LM 1755(アズキ/銀サークル中溝レーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1954年5月頃His Master's Voice:ALP 1129(金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤・当ジャケット入りにて初リリース→1956年頃同一番号・金大ニッパー段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り(当盤)に変更される・ここからRIAAカーヴとなりRIAAカーヴのオリジナルといえる, 1959年英国RCAはRB 16104で発売 , 仏VSM:FALP 234・仏RCA:630 324, コロネーション・ジャケットは存在しない, 音質が良い, 6番は中でも希少, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:トスカニーニは「田園」を8回録音。これは最後の1952年1月14日カーネギー・ホール。米番号・LM 1755、LPは他に1937年BBCso.とのロンドン録音(ALP 1664)の2種のみ。まさにフルトヴェングラーと対極にある演奏と言ってよいと思う。しかし今の耳で聴くと、トスカニーニが極めて自然なテンポと感じるのは何故だろう。1930年代から、このようなスタイルで演奏を続けてきた先見性と音楽観は現代に脈々と受け継がれ、行く末として永遠の命を持つ録音と信じる。トスカニーニ・ファンよ大手を振って歩け! 尚ある学者による見立てではフルトヴェングラーとトスカニーニの人気の推移はその時期の景気をある程度反映するという説である。景気が良い時期にはフルトヴェングラーが優位となり、景気が後退するとトスカニーニの人気が上がり始めるという。当社も27年以上営業を続けてきた経験からこの説は実体験で信憑性が高いと言わざるを得ない。レコードのトレンドも経済学で推理できることに驚いたが、それが現実であることを見ると、人間の行動理論は本当にあるのだと認めざるを得ない。フルトヴェングラーの絶頂期は今完全に終息している。トスカニーニが素敵に感じてしまう空気が今世の中を支配しているようだ。ところでフルトヴェングラーには弟子はおらず後継者もおらず一代限りの芸風を持った指揮者であり、対してトスカニーニはフルトヴェングラー以外の全ての指揮スタイルの中興の祖であるという説も多く耳にすると思われる。この説も説得力があり、マクロ的な目で見て大きな間違いはないと感じる。「現代のほぼ全ての指揮者はトスカニーニを源流としている」--という解釈が成立する。一見粗っぽい説だが一理あると思っている。そういう視点からトスカニーニを改めて聴くと新たなことが見えて来るかも知れない。

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