商品コード:1329-038p[HMV] O.クレンペラー指揮/ ブルックナー:交響曲9番(ノヴァーク版)

[ 1329-038p ] Bruckner / Otto Klemperer, New Philharmonia Orchestra – Symphony No. 9 In D Minor


通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1329-038p

作品名:ブルックナー:交響曲9番(ノヴァーク版)/--1.Feierlich, Misterioso--2.(Part 1): Scherzo (Bewegt, Lebhaft)-- | --2.(Conclusion): Scherzo (Bewegt, Lebhaft)--3Adagio (Langsam, Feierlich)
演奏者:O.クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:ASD 2719
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---モノクロ切手ニッパー, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド白文字), 9時にSTEREO, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1972, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2YEA 4233-4G/2YEA 4234-3G (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ英国録音ステレオ製造を示す2YEA***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):O/R, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1970年代スタンパーによる1972年頃製造分, カラー切手ニッパーレーベルがあってもおかしくない番号だが存在せず(エクセプション), これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時は存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice製作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England., 英国でのオリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返表コートペラ, 2時に青色ベース□EMI 黒色ベース□ニッパー・マーク His Masters Voice, 表記されたジャケット番号:ASD 2719, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作: E.M.I.Records Ltd. (The Gramophone Co. Ltd)Hayes・Middlesex・England, 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd., 旧番号存在せず, ホタテ貝ジャケット存在せず, これより古いジャケット存在せせず, 英国でのオリジナル, original
トピックス:1970年2月6/7/18/21日ロンドンでのステレオ録音, 録音技師:Martin Benge, プロデューサー:Suvi Raj Grubb, 1972年:E.M.I.Records Ltd.・The Gramophone Co. Ltd・.Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ASD 2719(当装丁)にて初リリース, カラー切手ニッパーレーベルがあってもおかしくない番号だが存在せず(エクセプション), これは初年度リリース分オリジナル, クレンペラー最後のブルックナー:4-9番の6曲録音あり, 翌1971年に引退し1973年7月6日に亡くなった, 晩年の名演の一つ, クレンペラーの引退後に発売された記念録音の一つだった可能性が高い!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ASDの3ケタは人気が高いので、ほとんど知られているが、4ケタになると日本への入荷そのものが少ない。この録音も1972年という引退の年。存在すら知られていないクレンペラーの一枚。SCレーベルと同等のオーディオファイルであるがプレスが少なかったようだ。'60年代のような極端に遅いテンポを取らず、すっきりとした感じ。しかし、特有のダイナミズムは健在で、オケを限界まで鳴らし切る力はさすがだ。クレンペラー好きには見逃せない一枚。翌'73年7月没。クレンペラーの晩年録音!クレンペラーのブルックナー「第9番」は1970年の録音で当時85歳という高齢で体調も芳しくなったらしい。ブルックナーは既に4番~8番までの5曲を録音しており、この9番が最後となった。本人も最後に9番を絶対に録音するぞという気持ちがあったと思われる。演奏は案の定かなり遅いテンポを取っている。しかし、さほど重厚な印象はない。重さが目的の演奏ではないことが明らかである。1970年という時期でこのようなスケール感のある演奏ができるとは流石である。情感は強くないが雄大である。ブルックナーが描きたかった、幽玄の世界感が見事に表現されている。幻想的とさえいえるようなこの世とあの世の間のような感覚が音で伝わる。映像が得意とする分野を音楽だけで表現した指揮者は多くないだろう。1950-60年代にはもっとダイナミックで重厚な録音はある。しかしクレンペラーの9番にはどこかのめり込んでいない冷静さが根底にある。感情移入型ではないスタイルでここまで聴かせる演奏をしたところが評価できる。クレンペラーはこの録音の翌年1971年に引退し1973年7月6日に亡くなった。このLPは録音してすぐに発売されず、2年以上後の1972年に出た。引退後の発売である。あるいは引退を記念しての発売だったのかも知れない。

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