商品コード:1329-022[CASSIOPÉE] E.オシンスカ(pf) / ショパン:タランテッラ, 幻想曲 他

[ 1329-022 ] Chopin, Eva Osinska



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商品コード: 1329-022

作品名:ショパン:Pf作品集/タランテッラ 変イ長調Op.43, 幻想曲 ヘ短調Op.49, 3つのエコセーズ~第1番 ニ長調Op.72-3, ~第2番 ト長調Op.72-4, ~第3番 変ニ長調Op.72-5 | 即興曲第1番 Op.29, 即興曲第2番 Op.36, 即興曲第3番 Op.51, 即興曲4番 Op.66「幻想即興曲」
演奏者:E.オシンスカ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CASSIOPÉE
レコード番号:369 207
M/S:ステレオ, stereo (Stéréo-Mono)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/黒白ロゴ付広内溝, 3時に33 TOURS 1/3 Stéréo-Mono, 2時にMade in France(ラウンド白文字), グルーヴガード厚, Rights Society:DP, (P)なし, 表記されたレコード番号:369 207, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス: CAS 369 207 A /CAS 369 207 B2 (手書き文字スタンパー・CASSIOPÉEタイプ), A面はCASSIOPÉEのステレオ製造を示すCAS ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, CASはドイツ・ザールブリュッケンにあるCas Studiosでのマスタリングを意味する, Pathéプレスではない不明プレス, 1970年代スタンパーによる1975年製造分, 土手付きレーベルは存在せず, 赤/黒白ロゴ付レーベルの最初期分, 最古レーベル・最古プレスである, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在せず, カッティングマスター:Cas Studiosの技師, CASSIOPÉE音源のCASSIOPÉE制作仏PHILIPSプレス, 工場:不明, フランスでのオリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---緑系上開三方開両面コート, 6時にEnregistrement réalisé avec le procédé sans bruit de fond "DOLBY" Les Grands Récitals, 表記されたジャケット番号:369 207, Price Code:CAS , 背文字:あり(緑色・クリーム背景・上下金), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Cassiopée/ Editions de la Société d'Expansion Musicale et Chorégraphique, 印刷:Edition de la S.E.M.C. Paris, 旧番号存在せず, 上開三方開両面コートジャケットの最初期分, これより古いジャケット存在せず, 色違いあるが同時期と思われる, オリジナル, original
トピックス:【入荷3度目の珍品!】---1970年代前~中期頃としか不明, フランスでのステレオ録音, 1975年前後頃Editions de la Société d'Expansion Musicale et Chorégraphiqueによりコピーライト登録・同年CASSIOPÉE:369 207(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, オシンスカはCassiopéeでハイドシェック(フランス名アイドスィック)以外の唯一のピアニスト, オシンスカはショパンの録音に限り数点ある, CASSIOPÉEはフランス・シャンパーニュ地方にある名門シャンパンメーカー・シャルル・アイドスィック家の御曹司であるエリック・ハイドシェック(フランス名アイドスィック)が私材をつぎ込んで立ち上げた自分専用のレーベルであり吟味された録音機材を使った高音質マイナーレーベル, なぜか自分以外にプロデューサーとしてE.オシンスカのLPをリリースしている, 自分以外のピアニストでは唯一, CASSIOPEEは1980年代に入って倒産したと思われる, 入荷3度目の珍品!

商品詳細:エリック・ハイドシェック(フランス名:アイドスィック)が自らの資金で設立したレーベルCASSIOPEE。1970年代としては高音質で理想的なピアノ録音。ファンは世界中に多い。自分の録音を発売するための作ったレーベルだが、唯一自身以外のピアニストが女性エヴァ・オシンスカ。オシンスカは1941年ポーランド生まれ、ショパン音楽アカデミーでピアノを学ぶ。リシャルト・バクスト、ズビグニェフ・ジェヴィエツキの下で研鑽を積む。1968年のアルフレード・カゼッラ国際ピアノ・コンクールに出場。1970年、スペインのハエン国際ピアノ・コンクールで優勝。ポーランド国立放送交響楽団、BBC交響楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、東京交響楽団など世界各国のオーケストラと共演している。パリでペルルミュテールにも師事していた。ハイドシェックとの出会いはそのあたりにありそうである。CASSIOPEEにショパンだけで14タイトルのLPを残した。ポーランド直系のスタイルにパリ風のエスプリが加わった美しく爽やかな後味が残るスタイル。くどくどせず、しかも聴かせる。パリでは賞賛を持って迎えられ、かのヘンリク・シェリングはオシンスカに1979年8月に手紙を送っている。それがそのままライナーノーツに採用された。オシンスカはハイドシェックが録音をしなかったショパン作品、特に民族色の強いマズルカやポロネーズを担当した。ハイドシェック自身が自分より説得力のある演奏だと認めたからだろう。確かにハイドシェック自身も「前奏曲集」等数点のショパン作品を録音しているが、曲によっては作品が持つ特性からくる限界を感じた曲も多かったに違いない。ポーランドに流れる血脈を超えることができない曲は当然あるのだろう。いかなパリ・スクールでも鍛錬だけでは習得できないモノがあることを知っているのだろう。賢い選択であったと思われる。音質は例によって非常に良い。現代に蘇るポーランド・スクール? ハイドシェックの読みは当たり、いかにも本物らしい仕上がりになっている。無理して自身で録音しても評判を落とすだけだったに違いない。

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