商品コード:1329-016[PHILIPS] A.グリュミオー(vn)/ モーツァルト:Vn協奏曲2, 5番

[ 1329-016 ] Mozart, Arthur Grumiaux, Bernhard Paumgartner, Wiener Symphoniker – Concertos For Violin & Orchestra N°2, K. 211 & N°5, K. 219



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商品コード: 1329-016

作品名:モーツァルト:Vn協奏曲2番K.211 | Vn協奏曲5番K.219
演奏者:A.グリュミオー(vn)B.パウムガルトナー指揮ウィーンso.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:A 00258 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面5時に極小6回出る小スレあり, A面5時に無音点あり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/銀Minigroove□33 1/3内溝, センターホール下にEdition de Jubileé Mozart "1756-1956", フラット重量, 表記されたレコード番号:A 00.258 L(A面のみP 00.258 Lとあるが誤植), Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:AA 00258 ▽1L= 12 670 □凵/AA 00258 ▽2L= 29 670 〼 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS録音フランスモノラル製造を示すAA ***で始まりレコード番号を含むフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:両面にMade in Franceの刻印, 再補助マトリクス:なし, フランスの670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 旧番号存在せず, 赤/銀Minigroove□33 1/3内溝レーベル・フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在すせず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するがこれも初期である, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:Société Phonographique Philips , フランスでのオリジナル, original in France
ジャケット:【フランスでの第2版】---三方開両面厚紙背灰布貼, >Collection Trésors Classiques, 下部にVol.2の表記, 表記されたジャケット番号:L 00258 L, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・灰布背景), レコードホルダーに蓋付き(PHILIPSの型押しあり), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧ジャケットあり), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A , 印刷:記載なし・フランス製, デザイン不明, 旧番号存在する, フランスではA 00258 Lの旧デザインペラ見開ジャケット存在する(Edition de Jubileé Mozart "1756-1956"のロゴ付き), フランスでこれより古いジャケット存在する, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
トピックス:1954年10月ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, オランダ゛では1956年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00258 L(アズキ/銀Minigroove内溝レーベル・フラット盤)にて初リリース, フランスでは1956年頃仏PHILIPS:A 00258 L(当レーベル・見開両面ツヤ中入ジャケット入り)にて初リリース→1958年同一番号のオリジナル盤が第2版の三方開きジャケット入りL 00258 Lジャケット入り(当盤)→1959年頃L 00258 Lの外溝レーベル厚手盤・見開きジャケット入りに変更される, モーツァルト・ジュビリーのためのグリュミオーの初回全曲録音の一つ, 1953-5年ウィーンで録音され1956年にモーツァルト・ジュビリー・シリーズとして・A 00199/00258/00313 Lでバラ3枚で発売された, これはオリジナル盤が第2版ジャケットに入るケースで初期盤となる, 英国ではABL 3040/ABL 3099/ABL3147, 録音年は1/7番が1955年5月ウィーン・3/4番が1953年11月ウィーン・2/5番が1954年10月ウィーン

商品詳細:グリュミオーは2回録音があり、これが初回録音のモーツァルト・ジュビリー3枚のうちの1枚。2回目C.デイヴィスとのHIFIステレオも音質は素晴らしいが、グリュミオーのソロだけ考えると、この初回モノラルが断然優れている。'54年録音としては音質は悪くなく、前に出てくる。Vnの音は当時としてはトップレベルだと思う。ここでのグリュミオーは敢えて大胆な表現はせず、丹念にモーツァルトの心の機微を表現するかのように、無心に歌う。PHILIPSは1956年のモーツァルト生誕200年記念に合わせて数年前から準備をしており、当時モーツァルテウム音楽院の学院長であり、モーツァルトの研究の第一人者でもあったベルンハルト・パウムガルトナー(1887-1971)に監修を依頼。パウムガルトナーは1917-1959年まで学院長を務めた。1956年の発売に合わせて着々と録音を進め、最大規模とクオリティを持つモーツァルト・ジュビリーシリーズを発売した。勿論他社でもモールァルト生誕200年記念企画は行われ、DGG、米COLUMBIA、VEGAなども参加して独自企画を発売したが、質・量共にPHILIPSのモーツァルト・ジュビリーは圧巻であった。これらの全貌は未だ不明であり、モーツァルティアンが生涯をかけてコツコツ集めて、その優越感、満足感に浸れる当時最高ランクのモーツァルトのLPシリーズである。ジャケット下には丸いロゴがあり、すぐに見分けが付くようになっている。Vn協奏曲部門ではグリュミオーが担当し、3枚のLPに6曲を収録した。ジュビリー・シリーズの中でも核心といえる録音である。3/4番がモラルト指揮ウィーンso.、残り4曲(1・2・5・7番)はB.パウムガルトナー指揮ウィーンso.が担当した。監修者自ら指揮を行った4曲の信頼度も、モラルトというモーツァルト振りの指揮者も、そしてオケがウィーン交響楽団ということも全て総合して、この企画が当時PHILIPSが可能だった最高のキャストだったことは間違いない。中でも2/5番の入荷は多くなく、3枚揃えば大きな満足感を得られると信じる。パウムガルトナーはこの企画の成功を評価され、1959年から1971年までザルツブルク音楽祭の総裁を務める。1958年には来日して当時のABC交響楽団(近衛管弦楽団)などを指揮している。モーツァルトのVn協奏曲の原典でもあり、終点といっても差し支えない録音群である。

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