商品コード:1330-063n[ETERNA] ゲヴァントハウスQt./ ベートーヴェン:前期・弦楽四重奏曲全集(全6曲)
商品コード: 1330-063n
商品詳細:1961-2年にライプツィヒで全6曲がモノラル/ステレオ録音された当時のゲヴァントハウスQt.のベートーヴェンOp.18である。但しLPの出方が不規則な為、混乱を招きやすい。まず2/4番のカップリングで820 208、5/6番が820 274でモノラルのみをリリースした。ただし1番のみ1957年のモノラル旧録音があり、820 025で単独発売されている。この61-2年のシリーズで再び1番も新録音し、1/2--3/4--5/6番と整列したカップリング順で820 655-7のバラ3枚が連番で壷のデザインの色違いジャケットに入り発売される。1番の新録音と3番はこの番号が初リリースとなる。その後、この3枚は1970年の初回ベートーヴェン大全集に加えられ、825 655-7のバラ3枚でLBGジャケットに入りステレオが初リリースされる。特に初出に拘らなければモノラルは新番号の方が揃えやすく、使いやすく、しかもRIAAカーヴである。初期番号でなければ味わえない音があることは確かなので、どちらを取るかはお好み次第だが、ゲヴァントハウスQt.のop.18は全てを見渡しても類を見ない優れた演奏である。知情のバランスは見事で、硬さ、角ばった所はない。しかも滑らかで流麗な音楽が川のように豊かに流れゆく様は見事という他に言いようがない。Op.18についてはトップグループに入る演奏である。これはたとえプレスが多少変わっても揺らぐことのない存在である。ETERNAはモノラル優位のレーベルである。音楽性においてステレオが勝ることは滅多にない。
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