商品コード:1330-031p[MELODIYA] R.ケレール(pf)/ ラフマニノフ:Pf協奏曲2番

[ 1330-031p ] Rachmaninov — Rudolf Kerer, Kiril Kondrashin



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商品コード: 1330-031p

作品名:ラフマニノフ:Pf協奏曲2番Op.18/--1.Moderato-- | -- 2.Adagio Sostenuto--3.Allegro Scherzando
演奏者:R.ケレール(pf)K.コンドラシン指揮モスクワpo.
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:C 0683
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのステレオ・第2版世代】---紺/銀DL(ダブルレター), 3時にMade in USSR, CTEPEO ○○33, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-なし, TУ-Φ-16, Repertoire group:なし, .Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33C 0683 3-3/33C 0684 3-4 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内輸仕様, 1960年代のスタンパーによる1971年頃製造分, 旧番号存在せず, プレ・ステレオレーベルのフラット盤存在すると思われる, 最古レーベル・最厚プレス世代ではない, 国内分はГОСТ 5289-61が最初(当盤ではない), 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作, ステレオ・第2版世代, 2nd issue generation for stereo
ジャケット:【旧ソ連でのステレオ・第2版世代】---折返紙ペラ(モスクワ・オールユニオン), 裏面5時にСделано в СССР, 表記されたジャケット番号:C 0683-4, Price Code:なし., (C)なし, 背文字:なし(初期の為), 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, ジャケット裏年号:Apt.なし Зак.なし, 製作/印刷:Всесоюзная студия грамзаписи. Запись, ステレオ・第2版世代, nd issue generation for stereo
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル】---1963年モスクワでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1963年MELODIYA:Д 012495(プレ・メロディア後期レーベル・フラット盤)にて初リリース, 同年ステレオ:C 0683(プレ・ステレオレーベル・フラット盤)で初リリースと思われる(未入荷), これは1971年頃の製造のDLレーベル第2版世代が同じ頃製造の第2版世代ジャケットに入るケースでステレオ初期盤, ステレオ自体希少, 当社初入荷の希少タイトル, ケレールのLP6枚目のリリース分, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ルドルフ・ケレール(1923-2013)はグルジア・トビリシの生まれ。フリエール門下生の最古参でイグムノフ一派である。グルジア出身者の中では最古参組である。LPで19枚もの数を出したピアニストは多くない。この人は戦争で大切な時期を無駄にされた悲運のピアニスト。実力はLPの数が物語る。ショパンの前奏曲集などが有名。協奏曲も多い。しかし人気の点で比例しないのは何故だろう。宣伝なのでは?グルジアで1、2位を争う大物に間違いは無い。人気とは所詮その程度なのだろう。スケールと繊細さを兼ね備えた逸材。ケレールはMELODIYAに19点ものLP録音を残した重要なピアニストである。共産主義体制だったソ連時代は録音の数で当局からどのように扱われていたかがわかる。ケレールは当局にとって重鎮クラスのピアニストだった。協奏曲録音が多いこともその証明になる。日本でケレールは存在すら知られていないが、大部屋で知られるフリエールの教室では最も年長で、フリエールは1912年生まれなので11歳しか年が離れていない。その次が1928年生まれのダヴィトヴィチだった。つまりケレールはフリエールの一番弟子であり側近だったといえる。ケレールもモスクワ音楽院教授となる。教授らしく、若手の新人のようなエキセントリックな解釈はしない。正当的に模範的な演奏ではある。しかしどこをとってもそこにはロシアピアニズムの精神が流れていて西側の大物ピアニストとは異なる腕前を披露している。ラフマニノフの協奏曲が録音できるとはそれだけで認められていた証しである。しかもステレオテイクまである。スケールは大きく流れるような表現で若いピアニストとは明らかに異なる重鎮的なスタイル。確かな構成力で安定感は抜群である。一切の小細工なしで正統的な演奏を正攻法で行うが、そこはロシアンスクールの大物。聴かせる技を持っている。迫力あるオケとともに華麗な指捌きを見せる。西側のピアニストとは一味異なる。1973年に一度来日している。これはケレール6枚目のLPだった。協奏曲はプロコフィエフ1番、ラフマニノフ2番、ベートーヴェン5番/ミュシェル2番、モーツァルト2番/リスト1番、ブラームス1番と実に6曲5枚もの録音があり、MELODIYAのピアニストとしては稀である。これだけの能力のあるピアニストが未だ知られていなとは異常事態である。

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