商品コード:1330-012b[HMV‎] P.トルトゥリエ(vc) / バッハ:無伴奏Vc組曲(全6曲)

[ 1330-012b ] Bach, Paul Tortelier – The Cello Suites



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商品コード: 1330-012b

作品名:バッハ:無伴奏Vc組曲(全6曲)/第1番ト長調 B.1007, 第2番ニ短調 B.1008 | 第3番ハ長調 B.1009, 第4番変ホ長調 B.1010 | 第5番ハ短調 B.1011, 第6番ニ長調 B.1012
演奏者:P.トルトゥリエ(vc)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:SLS 798
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 全体に汚れあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---緑/銀切手ニッパー, 6時に□EMI Made in Gt Britainなし, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:CSD 3685/CSD 3686/CSD 3687, Rights Society:記載なし, TAX Code:記載なし, Ⓟ1963, マトリクス/スタンパー:10828 A 21B/10828 B 21C・10829 A 21D/10829 B 21B・10830 A 22C/10830 B 21C (ラウンド小文字スタンパー・Pathéタイプ), EMIグループ・フランス録音・ステレオ製造を示すフランスのレコード番号の下5桁で始まるフランスPathé型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):G/G・G/G・G/G, 再補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 271991 4/M6 272169・M6 271987/M6 272544・M6 272322/M6 271990, (9時は存在せず), パテキュラー(Patéculaire)はなし, ラウンド本体スタンパーとラウンドMスタンパーの2種併存のPathéマスターを使ったEMIプレス, 1970年代のスタンパーによる1973年頃製造分, 英国に旧番号存在せず(バラはない), SCレーベル存在せず, 英国にカラー切手ニッパーレーベル存在せず, 同じ緑/銀切手ニッパーだが6時にMade in Gt Britain印刷の旧レーベルあり, 英国でこれより古いレーベル存在する, 英国での最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, 英国にモノラル存在せず(フランスにはあり), RIAAカーヴである, EMIグループ・フランス音源のHis Master's Voice製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国での第2版, 2nd issue in UK.
ジャケット:【英国での第2版】---全面黒クロス紙表ベージュ箱, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:SLS 798/3, 背文字:あり(黄色・黒ツヤ背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:E.M.I.Records Limited・ Hayes・Middlesex・England, 印刷:H & S---Harrison & Sons Ltd.., 英国に旧番号/バラ発売存在せず, 外周5面黒クロス紙表コート箱存在する, これより古いジャケット存在する, 英国にモノラル存在せず, 赤EMIロゴ付きの再版箱をオリジナルと称して高額で販売している業者がいるので用注意, 英国での第2版, 2nd issue in UK.
トピックス:1960年12月5-8日パリ・Salle Wagram・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Walter Ruhlmann, プロデューサー:René Challan, フランスでは1961年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconiによりコピーライト登録・1961年La Voix De Son Maître:FALP 696-698/ASDF 217-219で初リリース→1971年頃ステレオのみ再版でバラ発売される・2C 063-10828/2C 063-10829/2C 063-10830(カラー切手ニッパー・バラ3枚)→以降1980年頃まで再版される, 英国ではステレオのみ1971年His Master's Voice:SLS 798(CSD 3685-7・緑/銀切手ニッパー・6時に□EMI Made in Gt Britain付き・表コート箱入り)にて仏カラー切手ニッパー用のPathéマスターを使ったEMIプレス初リリース→1973年頃同一番号・同一レーベル・6時にMade in Gt Britainなしレーベル・全面クロス紙箱入り(当盤)→1980年頃同一番号・後期大ニッパーレーベル・赤EMIロゴ付き箱入り---と変遷する, フランス箱はモノラル/ステレオともに希少で高額(ASDF 217-219は30万円を超えると思われる), ドイツでは1973年頃箱のみで初リリース, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+, この曲の録音は多いが上位に入る名演奏!英国に単売せず, 英国プレスはフランスから10年程遅れたが音質は悪くない・フランスのステレオ盤は幻に近いのでステレオしかない英国盤が実施的な選択となる, 当盤でも十分に良い音質で近年入荷が減少している!これは英国での2年落ち程度の第2版となる, Made in Gt Britainあり/なしの区別をしている業者はほかに見ない(価格は大きく異なる・音質にも差がある), 英国にモノラルと単売りは存在しない

商品詳細:1960年の名演。これが初回録音で、1983年にデジタルで2回目を録音した。初出は1961年に仏:FALP 696-9(ASDF 217-219)、1971年に英:SLS 798、独:1C 183-10828-30で発売された。カザルス以降の全曲録音では、迫力のシュタルケル、優雅なフルニエ、平明のトルトゥリエと言えるか?一聴の驚きは小さいが、聴く程に味わいを深め、おそらく一生を通じてコンスタントに聴きたくなる本物。演奏者の意志をできる限り排除し、バッハの意志に忠実たらんとした真の名演!多くの方がASDF 217-219のステレオ・オリジナルを希望される気持ちはわかるが当社でも入荷のない激レア盤である。もし出れば最低でも30万円はすると思われる。英国では1971年に3枚組の箱入りで発売された。ステレオで聴ける現実的なプレスはフランス・カラー切手ニッパーレーベルまたは英国のSLS 798の2択となる。どちらを取るかはお好み次第だが録音はフランスである。英国盤はフランス・カラー切手ニッパーレーベルと同時期に発売された。したがって英国に1960年代プレスは存在しない。しかし音質は大変良く、音質に不満はないと思われる。その昔からバッハ:無伴奏Vc組曲のトップグループの一つに挙げられる録音で、今もってその地位に変更はないだろう。初出レーベルは6時に□EMI Made in Gt Britainと印刷され、表コートに箱に入る形。バッハ:無伴奏Vc組曲という曲は一つ、二つの演奏で事足りる曲ではない。様々な異なる演奏から異なるインスピレーションを得ることが出来る曲であるゆえに、複数の異なる演奏に接するべき曲であることに異論はないだろう。全体に地味なトルトゥリエの演奏は最初のインパクトこそ小さいが、聴くほどに味わいが増していく演奏である。強烈な演奏ほど、飽きがくるのが早いのは音楽だけではないだろう。全く押しつけが無く、聴き手に複数の印象を持たせる余地を残した演奏ほど、また聴いてみたくなる演奏ではあるまいか?トルトゥリエのバッハこそ正にそういうタイプの代表ともいえる。このタイプの演奏こそ、複数所有な中で必ず加えるべき演奏であると信じる。

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