商品コード:1330-005[LUMEN] R.ジャンドル, J.ドゥジャン, S.プラツォニヒ, D.マルシャン(vn)/ ヴィヴァルディ:2Vn協奏曲, 4Vn協奏曲
商品コード: 1330-005
商品詳細:仏LUMEN社最初期の女の子の人形が3人並んだレーベル。ヴィヴァルディのVn協2曲(2台Vn協と4台Vn協)、指揮はLD 103でバッハ/チマローザでPfと指揮を務めたP.デュヴォシェル、SPがまだ普通に流通していた時代と思われる。LPと言えども、極端に内容が落ちるようでは売れない、その為SP期のような濃厚なスタイルが保たれている。音楽ソフトが今と比べものにならない超高額時だった時代、このレベルは当たり前だった?気合の入り方がまったく違う。Lumen はEditions Studio S.M.の1レーベルで1950年代初期に発足したレコードレーベルでクラシック専門ではない。Lumenはフランス語ではなくラテン語で「昼光」を意味する語である。なのでルマンではなくルーメンと発音し、光束(光量)の単位であるルーメンと同じ語源である。蛇足だが光度はカンデラ、照度はルクスが単位である。仏LUMENは1951年頃からLP製造をスタートしており、これは番号からみてLP第2号ではないかと思われる。簡素なジャケットにSPのような極厚フラット盤が入る1951年発売分と思われる。LPではあるが、材質はSPのようなシェラック(カイガラムシの分泌する虫体被覆物を精製して得られる樹脂状の物質)が混じった最初期の材料である。1953年頃には使用されなくなる材質。但し音質はLPと変わらないが、やや背景に材料ノイズがある。演奏スタイルはSP期とLP初期が混じったような感じでDFの若い番号と似ている。曲はヴィヴァルディのVn協奏曲2曲だが、ヴィヴァルディを聴くといより、当時の空気を味わい感じるというのが正解だろう。Vn奏者は4人いるがR.ジャンドルしか聴いたことのある奏者はいなかった。当然4人共SP時代のVn奏者であろう。Rv番号は不明。
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