商品コード:1331-063[DECCA] Z.メータ指揮/ ブルックナー:交響曲8番(ノヴァーク版)
商品コード: 1331-063
商品詳細:メータは、ブルックナー9番をウィーンpo.と大デッカ(SXL 6202:'65年)に入れたのが最初で、その後、ロサンゼルスpo.と4番から順次行っていったようだ。全曲入れたか?この8番はノヴァーク版。DECCA社でブルックナーのまとまった録音を行ったのはショルティくらいで、一人の指揮者で聴くのは不可能。8番はショルティも入れているが、メータの'70年代的解釈も、決して劣るものではない。1974年ロスでの録音。'60年代の迫力はないが、'70年代としては最高レベルと信じる。ズービン・メータ、1936年インド生まれの彼は、1959年ウィーンpo.で指揮デビュー。1962年からロサンゼルス・フィルの音楽監督に。この間に、このオケと多くの録音をDECCAに行った。この録音で、ロサンゼルス・フィルは世界的に有名になった。クレンペラーも、1933~39年までこのオケの首席指揮者だった。1970年という時代の境目の時の録音だが、新時代にふさわしく、ふんわりとしたオケが波のように遠くからやってきて、穏かに肌を撫でてゆく感じは、メータならではのものか?軽いといってしまえば、この時代の録音を総括したことになってしまう。メータによるブルックナーの交響曲録音といえば、これまでのところ、第0番、第4番、第7番、第8番、第9番の5曲が知られていて、中でも若き日のメータが1965年5月に名門ウィーン・フィルを指揮してデッカに行った第9番は、メータ初期の力演として知られる。結局LP時代に同一のオケでの全集録音は叶わなかった。DECCAが期待の新人として売り出したメータの録音はどれも好評を以って受け入れられ、2000年代に入っても他のオケとブルックナーの交響曲録音を続けた。8番は1974年ロサンゼルスで行われた。1962-1977年ロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督として活動した期間と重なる。
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