商品コード:1331-042[VSM] メロスEns.メンバー/ シューベルト:Pf五重奏曲「鱒」, アダージョとロンド・コンチェルタンテ
商品コード: 1331-042
商品詳細:「鱒」の録音は多いがレア。メロスENS.はピアノのクラウソンが中心となって1950年英国で発足。Clのドゥ・ペイエ等もメンバーだが、曲によって出演がない。モーツァルトのK.581等の名演があり、HMVにオーディオファイルで録音が出来た数少ない室内楽団体。まとまりが良く、全員の息がぴったり合い、全員の意識がぴたりと一点にフォーカスした見事な「鱒」。名演は多いがこれも一つの名演に加えて文句は出ないと思われる。ステレオの決定的な演奏。メロス・アンサンブルは1950年にロンドンで発足した団体である。弦楽器、管楽器などの混合楽器で室内楽を演奏するために結成された。メロス・アンサンブルは様々な楽器編成で演奏し、幅広いレパートリーの曲を演奏するのに十分な柔軟性を備えていた。メンバーは全員、著名なオーケストラで役職を歴任し、ソリストとしても出演した優秀な音楽家たちが創立メンバー、すなわちジェルヴァース・デ・ペイエ(クラリネット)、セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)、リチャード・アドネイ(フルート)、テレンス・ワイル(チェロ)を含む弦楽器5人、管楽器5人、ハープ1人、ピアノ1人の12人のメンバー。八重奏、弦楽五重奏、管楽五重奏、弦楽四重奏など様々なスタイルの室内楽演奏に対応しており、時には外部からも演奏家を招くなどして、柔軟で広大なレパートリーを獲得した。1955年からはアンサンブルのリーダーをエマニュエル・ハーウィッツが務めたこともあって、演奏水準はさらに向上し、ドイツへの演奏旅行でも大成功を収め、やがてオワゾリール、フィリップス、EMIに録音を行った。1963~1973年頃までにEMIに集中している。しかし1971年、ハーウィッツがエオリアン四重奏団のリーダーに迎えられ、他に二人が脱退、1972年にアイヴァー・マクマホンが亡くなったことでグループは1973年に一時解散したが、1974年にオリジナルのメンバー8人で再結成された。1975年、メロス・アンサンブルはロンドンで創立25周年記念コンサートを開催した。その後1980年代まで演奏を続けた。英国に於ける室内楽演奏の歴史を作った団体であった。 結成当初の12人のメンバーは以下の通り、リチャード・アデニー(フルート)、ピーター・グレーム(オーボエ)、ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(クラリネット)、ウィリアム・ウォーターハウス(ファゴット)、ニール・ソンダース(ホルン)、エマニュエル・ハーウィッツ(ヴァイオリン)、アイヴァー・マクマホン(ヴァイオリン)、セシル・アーロノヴィッツ(ヴィオラ)、テレンス・ウィール(チェロ)、エイドリアン・ビアス(コントラバス)、オシアン・エリス(ハープ)、ラマー・クラウソン(ピアノ)。1959年のモーツァルト:クラリネット・トリオK.498が初録音と思われる。鱒は1966年11月/12月の録音。
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