商品コード:1331-038[VSM] パリ器楽グループ/ サン・サーンス:Pfトリオ1番, Pf四重奏曲2番

[ 1331-038 ] Saint-Saëns, Le Groupe Instrumental de Paris, Jean Laforge, Lionel Gali, Bruno Pasquier, Robert Bex


通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1331-038

作品名:サン・サーンス:室内楽作品集-2/Pfトリオ1番Op.18 | Pf四重奏曲2番Op.41
演奏者:パリ器楽グループ/J.ラフォルジュ(pf)L.ガリ(vn)B.パスキエ(va)R.ベー(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 065-12075
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---カラー切手ニッパー・12時に白字でSTEREO MONO, 6時に白字で□EMI Made in France by Pathé Marconi, グルーヴガード厚手, Rights Society:SACEM, Ⓟなし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:12075 A 21/12075 B 22 (ラウンド小文字スタンパー・Pathéタイプ), Pathéステレオ製造を示すレコード番号の数字桁で始まるフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 285942/M6 286954(最古), 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1970年代スタンパーによる1972年製造分, 白SCニッパーレーベル存在せず, カラー切手ニッパーレーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最古プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, EMIグループフランス音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---表コートペラ, 10時に灰色ベース□EMI 黒ベース□ニッパーマーク La Voix De Son Maître 地色ベース□STEREO Ce disque peut être utilisé avec un lecteur MONO , 表記されたジャケット番号:2C 065-12075, Price Code:Ⓐ , 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞りアズキ), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:I.D.N Brevete S.G.D.G.(Imprimerie Du Nord/Parent of Garrod & Lofthouse Ltd.), 折返表コートジャケット存在せず, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:Pfトリオ1番:1971年5月28日・6月7・8日/Pf四重奏曲:1969年3月6日パリでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1972年S.P.A.D.E.M.にてコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2C 065-12075(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, パリ器楽グループによるサン・サーンスの室内楽作品集-Vol.2(全2枚), Vol.1:2C 063-10980(1970年リリース)

商品詳細:「パリ器楽グループ」(Groupe Instrumental de Paris)をベースにゲスト等を交えて、LP2枚にサン・サーンスの室内楽を録音したシリーズ。パリ器楽グループはおそらくJ.ラフォルジュ(pf)L.ガリ(vn)B.パスキエ(va)R.ベー(vc)の4人ではないかと思われる。日本では「新フランス音楽のエスプリ"シリーズ」とのタイトルで発売していた。これまでサン・サーンスと言えば歌劇、交響曲やピアノ協奏曲がメインでLa Voix De Son Maîtreでさえ室内楽の録音は殆どしていない。1970年という時点で重い腰を上げたようである。L.ガリ(vn)B.パスキエ(va)R.ベー(vc)等VSMではそれぞれリーダーLPを発売しているソリストを集めて、急遽「パリ器楽グループ」として録音に望んだようである。サン=サーンス( 1835- 1921)の時代、最先端の音楽であったシューマン、リスト、ワーグナーであり、フランスにはめぼしい室内楽と呼べる作品は少なかった。音楽史を専門とする学者でもあった彼は、過去のフランスの作曲家が作り出した構造に傾倒し続けた。これにより晩年には印象主義音楽や音列主義音楽の作曲家たちとの間に軋轢を生むことになる。その音楽はストラヴィンスキーや『6人組』の作品を予感させるような新古典主義的な要素を持っていながらも、サン=サーンスはその晩年にあっては保守的であったと看做されることが多い。サン=サーンスの門下からはガブリエル・フォーレが巣立っており、モーリス・ラヴェルらがそのフォーレに教えを乞うている。この両名はいずれも彼らが天才と崇めたサン=サーンスの影響を色濃く受けている。1840年代から晩年に至るまでの間、40を超える室内楽曲を作曲した。このジャンルでの最初の大作としてはピアノ五重奏曲(1855年)と七重奏曲(1880年)があげられる。ピアノ伴奏で計7曲あるソナタも重要であるが、ここでは中規模作品2曲を収録。ピアノ四重奏曲は20年の月を開けて2曲書いており、これは通常演奏される2番。サン=サーンスの知られざる傑作と呼ばれる。変ロ長調の親しみやすい曲。ピアノ三重奏曲も2曲あり、ここでは28歳で書いた1番Op.18。メンデルスゾーンのスタイルを意識して作曲したとされている。ピアノ三重奏曲2番Op.92は1番から28年後でホ短調で書かれた。明るく快活な1番と比べ陰鬱さが目立つ暗めの作品。演奏はこの時期のフランスのトップ奏者たちによるもので信頼を持って受け入れられる。2曲とも録音は多くないが、何方も知らずにいては惜しい曲。2年前にリリースされたVol.1ではPf五重奏曲と七重奏曲を収録。

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