商品コード:1331-010[CBS] G.グールド(pf) / バッハ:トッカータ全集-1/トッカータ第1, 3, 4番
商品コード: 1331-010
商品詳細:グールドのバッハ/トッカータは全7曲で全集録音している。パルティータより後の年代の割に品物が多くない。2枚別々の番号で別々の年に発売された。独プレスの方がやや太めのふっくらした音になる。シャープさを求める方には米プレスが良い。このトッカータという曲自体がグールドにとって格好の題材とも言え、自在に料理し甲斐のある材料だろう。その為、バッハの音というよりも彼のピアニズムの研究の成果を世に問う場となっているのかもしれない。それだけに彼らしさが味わえるセット。米、独の音質比べとしても面白い。Vol.2は希少!グールドのトッカータは3つの時期に分かれて録音。最初が1963年に5番BWV914の1曲のみニューヨークでパルティータ録音中にモノラル/ステレオ録音録音され、米国ではパルティータ3/4番とカップリングされ1963年米COLUMBIA:ML 5898/MS 6498(2eyesレーベル)にて初リリース,欧州では3曲とも未発売である。パルティータ全7曲中、1/3/4番の3曲が1976年10月-11月カナダ・トロント・イートン・オーディトリアムでのステレオ録音され、1979年トッカータ全集-1として米国、カナダ、ドイツ、オランダから発売、最後の3曲である2/6/7番が1979年5/6月カナダ・トロント・イートン・オーディトリアムでステレオ録音され、そこに1963年の既音源である5番がカップリングされ、米国、カナダで1980年、ドイツ、オランダで1981年トッカータ全集-2としてそれぞれ発売された。オリジナルだけでも最低4種が存在することになる。それぞれに異なる音質があるので、お好みを見つけることが一番。欧州プレスは米国、カナダに比べ柔らかい音質である。欧州盤はそこまで希少ではないので、時間が掛かっても希望のプレスが出てくるまで待つ事をお薦めする。グールドの晩年録音にさしかかり、唯一無二のスタイルでの演奏が展開する。他のピアニストのトッカータ集とは大きく異なるので、ファンだけの愉しみと言えよう。
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