商品コード:1331-002[MTT] A.ジョフロワ・ドゥショーム(cemb) / 古楽の解釈について/バッハ, シャルパンティエ 他
商品コード: 1331-002
商品詳細:アントワーヌ・ジョフロワ・ドゥショーム(1905—2000) はフランス・パリ生まれの音楽学者、チェンバリス、オルガニストである。音楽学者として彼は、演奏方法と16世紀、17世紀、18世紀の作曲家による原曲への敬意の両面において、古楽の分野におけるフランスの先駆者とみなされていた。彼の研究と著作、特に著書『古楽の秘密、あるいはその解釈の探求』 (1964年)は、1970年代にクラシック音楽界でフランスのバロック音楽への関心が復活するきっかけとなったとされている。彼はフランス政府から レジオンドヌール勲章シュヴァリエを授与された。1923年から1931年までパリ音楽院で学び、ウジェーヌ・ジグー(オルガン)とジョルジュ・コサード(作曲)に師事。1922年から1937年までノートルダム・ド・ポントワーズのオルガン奏者を務め、1937年から1939年までカーン・バス=ノルマンディー大学で教鞭を執った。その後、ポワティエ地方音楽院に就任し、評価の高い古楽グループ、コレギウム・ムジカエ・アンティクアを率いた。1962年から引退するまで、パリ・スコラ・カントルムの教授を務めた。1960年代のバース国際音楽祭の専属チェンバロ奏者だった。この音楽祭では、ジャン=フィリップ・ラモーの1733年のオペラ『イポリットとアリシー』の再演のために彼が準備した楽譜が使用された。また、ドゥショームは BBCの放送、エクスアンプロヴァンス音楽祭やイギリスバッハ音楽祭での公演、フランス国立管弦楽団のコンサート用の楽譜も準備した。Westminster、Les Discophiles Français、Ducretet Thomson等に1950年代から録音を残している。この7"盤は「古楽の解釈について」とタイトルされたチェンバロ演奏。バッハ、ブクステフーデ、クープラン、へンデルなどの小品9曲を演奏したMusique De Tous Les Tempsというマイナーレーベル盤である。45回転盤で35ページに及ぶ立派なリブレットが付く。音楽学者たる内容でA面は全て イ短調作品。B面は全て ヘ長調作品で統一している。極めつけの珍品!
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