商品コード:1332-056[Ducretet Thomson] L.レーフ(pf) / ショパン:ワルツ集(17曲)
商品コード: 1332-056
商品詳細:リーヴィア・レーフは1916年ハンガリー、ブダペスト生まれ。1938年当地のフランツ・リスト音楽院を卒業。ライプツィヒとウィーンで学び、1946年パリのロン・ティボー・コンクールに招待された(順位は不明)。英国の指揮者マルコム・サージェントに招かれ英国でオーケストラとの共演も果たした。1963年ロックフェラー財団の招きで米国デビューした。その後は居をフランスに移し90歳まで現役で活動していたが2018年に亡くなった。当盤はレーフの初期モノラル録音でかなり希少。1970年代以降はSAGA、Palexa、Hyperionなどに録音を残している。Ducretet Thomsonのピアニストの名に恥じない高雅な雰囲気と音楽性、技巧を身に着けている女性である。日本では全くと言ってよいほど知られていない、フランスマイナーレーベルにしか録音が無かったことが原因だろう。また晩年はSAGAに録音したことがレーフに対して「取るに足らない音楽家」というレッテルが貼られてしまったような気がする。本来はこの録音からわかるようにリリー・クラウスにも似た上品なピアニストであった。でなければDucretet Thomsonのモノラル期に録音があるがずはない。これはDucretet Thomsonでのレーフ唯一の録音である。Ducretet Thomsonにショパン録音は多くない。S.ニェジェルスキによるPfソナタ2番、M.タリアフェロによる華麗な大ポロネーズ他の10"、ハイドシェック/デルヴォーによる協奏曲1番と少ない中でワルツを担当したという事実は軽くない。リパッティのワルツこそ1番であるとお考えの方にこそ聴いていただきたい録音!
レーフの在庫一覧へ