商品コード:1332-034pb[DECCA] ウィーン・フィルハーモニーQt. R.ハラント(vc) / シューベルト:弦楽五重奏, 弦楽トリオ1番
商品コード: 1332-034pb
商品詳細:ウィーン・フィルハーモニーQt.は当時ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・マスターを務めていたヴィリー・ボスコフスキー(1939 – 1970)によりウィーンpo.の首席奏者たちで結成した弦楽四重奏団である。これはワルター・バリリがリーダーだったバリリQt.のバリリが1961年右腕の故障により引退したため、リーダーにヴィリー・ボスコフスキーが入れ替えられたバリリQt.の後継団体である。リーダー以外の3人はバリリQt.のメンバーである。第2Vn:オットー・シュトラッサー、Va:ルドルフ・シュトレンク、Vc:エマヌエル・ブラベッツ(録音時にはロベルト・シュナイヴァインに変更)である。活動はワルター・バリリ退団の1961~1971年である。リーダー交代を機に名称をバリリQt.→ウィーン・フィルハーモニーQt.に変更した。1971年に後から入ったヨーゼフ・シヴォーがウィーン・フィルハーモニーを退団したことで解散となった。最初の録音であるモーツァルトの弦楽四重奏曲20/22番は好評で迎えられ、特にステレオのSXL番号は大変な高額LPとなっている。その後はシューベルト作品が2~3枚続くがこれはその中の1枚で1964年3月にチェロ奏者リヒャルト・ハラントをゲストに迎え、シューベルト:弦楽五重奏Op.163の録音が行われた。余白には弦楽トリオ1番 D.471が入る。10年程度の存続期間に5~6枚程度の録音しかない為、現在では人気は高い。完全なウィーン風味でしかも落ち着いた音質で聴くシューベルトはモーツァルトにも負けないプレゼンスを提供してくれる。シューベルト:弦楽五重奏Op.163の録音は多いが、このウィーン・フィルハーモニーQt.による演奏は何もかもが完璧で最高ランクの演奏だろう。英国ステレオはかなり高額となるのもやむを得ない。再版のED4でさえ驚く程の高音質で音楽的なプレゼンスは最高潮!これ以上の音質が必要であるのか耳を疑う程!これが1960年代のウィーンの弦の音!
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