商品コード:1332-001[Chant du Monde] D.オイストラフ(vn)/ プロコフィエフ:Vnソナタ1番
商品コード: 1332-001
商品詳細:オイストラフは、プロコフィエフ:Vnソナタ1番を全部で3回録音している。これは初回の1947年モスクワでのSP録音で、1959年MELODIYA復刻盤Д 5552(10")でリリースされた。フランスではそれ以前の1955年頃、独自にSP復刻を行い、Le Chant du Mondeから復刻LPを初リリースしたのが当盤である。その後、ヤンポルスキーと2回目、バウアーと3回目を録音している。Vnソナタ1番Op.80はプロコフィエフの作品の中でも、最も憂鬱で、情熱的な作品。1946年に完成し、同年10月23日モスクワ音楽院小ホールで、オイストラフ/オボーリンのコンビで初演された。両端楽章の繋がりに聴こえる滑り落ちるような音階を、作者は「墓場を抜ける風」と呼んだ。作品はオイストラフに献呈。本物を感じさせる空気感を持つ初演メンバー。MELODIYA盤(10")よりトレースの容易なLe Chant du Monde盤はお薦めできる。「墓風、鋭くなって」の副題が付くVnソナタ1番の1楽章と3楽章は、オイストラフとフェインベルクによって、プロコフィエフの葬儀でも演奏された。この曲はオイストラフでないと示しが付かない。ショスタコーヴィチ:Vn協奏曲同様にまずはオイストラフを聴いてから始めるべき曲だろう。これは初演からまだそれほど経過していない時期の初演と同一メンバーによる世界初録音!SP音源だがしっかりとした低音が刻まれたふくよかな音質でLP録音と遜色ない音質!
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