商品コード:1333-063[ADÈS] D.エルリ(vn) / パガニーニ:24の奇想曲Op.1~選集12曲

[ 1333-063 ] Paganini / Devy Erlih – Les 12 Plus Beaux Caprices


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商品コード: 1333-063

作品名:パガニーニ:24の奇想曲Op.1~選集12曲/--第1番 ホ長調・アンダンテ, 第5番 イ短調・アジタート, 第6番 ト短調・アダージョ, 第9番 ホ長調・アレグレット, 第13番 変ロ長調・アレグロ, 第14番 変ホ長調・モデラート | 第15番 ホ短調・ポサート, 第17番 変ホ長調・ソステヌート - アンダンテ, 第19番 変ホ長調・レント - アレグロ・アッサイ, 第20番 ニ長調・アレグレット, 第21番 イ長調・アモローゾ - プレスト, 第24番 イ短調・クアジ・プレスト
演奏者:D.エルリ(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:ADÈS
レコード番号:13 025
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面2時に極小4回出る点あり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白金丸土手, 3時に33T/M Haute Fidélité, 3時にMade in Frnce(ラウンド金文字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:13.025, Price Code:なし, Rights Society:DP, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:ADE 13 025 LPL 1465 1Y 380/ADE 13 025 LPL 1465 2Y 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ADÈS録音・製造を示すADE***で始まりレコード番号を含むフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A3/1A, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す(フランスのみ使用), 1970年代のスタンパーを使った1970年頃製造分, 旧番号存在せず, 白金丸土手レーベルの最初期分, これより古いレーベルが存在せず, 更に古いマトリクス存在せず(1Y/2Yが最古), モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ADÈS音源の仏PHILIPS製作プレス, 工場CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, 5時ADÈSロゴ Gravure Universelle, 1時にCollection Florilège, 表記されたジャケット番号:13 025, Price Code:Florilège, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Adès, 印刷:Imprimerie Schneider Frères & Mary - Levallois., これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1969年頃パリでのステレオ録音と思われる, 録音技師:不明, プロデューサー:Jacques Pradère, 1970年頃Disques Adèsによりコピーライト登録・同年ADÈS:13 025(当装丁)にて初リリース, 当初全曲録音はしていない・選集12曲だけの録音で1枚がリリースされたが1970年代になって残り12曲を録音し2枚組Wジャケット・19 003-4(白黄丸レーベル浅内溝レーベル・Wジャケット入り)にて全24曲入りがリリースされた(超希少LP), これは初年度リリース分のVol.1のオリジナル, Vol.2の単売は未発売でWジャケットのみ存在, 19 003-4は過去に1度入荷し70.000円+税だった

商品詳細:D.エルリ(vn)によるパガニーニ:24の奇想曲。'55ロン・ティボー優勝者にしてパリ音楽院の名教師、バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇り、そのどれもが名演といってよいD.エルリ。ADESにはバッハの無伴奏をはじめ幾つかの録音を残す。'50~'60年代仏デュクレテ・トムソンへの録音とはまた違った魅力を聴く事が出来る。音程・テンポの不安定さは拭えないが、それでも余りあるエルリの素晴らしさを聴いていただきたい。Vol.1スーパーレア。デヴィ・エルリ(1928-2012)はパリ生まれのヴァイオリン奏者。パリ音楽院でジュール・ブーシュリに師事。1955年、ロン=ティボー・コンクールで優勝、その年に初来日している。1980年代以降、度々日本を訪れ、多くの音楽祭に出演したり後進の指導にあたった。2012年2月、交通事故によって死去。但しエルリのことが知られるようになったのは2000年頃からではないだろうか。一部のモノラル初期LPが高騰し、エルリの盤にも高値が付くようになり始めてからと思われる。特にラロの「スペイン交響曲」の圧倒的なソロはアンゲルブレシュト指揮もあって一度でも聴いた方には強烈な印象が残ったことだろう。燃え滾るようなアグレッシヴながら自由度の高いスタイルは個性豊かであり、誰とも似ていない。クライスラーの小品やバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲も録音している。録音はデユクレテ・トムソン→Le Club francaise du Disqueの後、1969年頃ADÈSに移籍した。このレーベルにはバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲を真っ先に録音して話題をさらった。当録音はバッハのすぐ後に12曲のみ先行録音され当番号でリリースされた。その後1970年代に残りの12曲が録音され、1970年代後期にWジャケット入りの2枚組で初めて全24曲がリリースされる。全集は非常に希少。技巧の限りを尽くしつつも美音を隠すこともなくラテン的に鳴らした、よく歌うソロが印象的だがデユクレテ・トムソン時代の前のめりのような姿勢はここでも健在。弱音部で艶やかな妖しいビブラートを振りまき、曲の持つ不思議なイメージをいっそう掻き立てる名演だろう。1970年代前後になって立て続けにバッハ、パガニーニと技巧曲ばかりの録音を果たしたエルリ。この時42歳であり、ヴァイオリン奏者として陰りが出てもおかしくなのだが、気を使う協奏曲や室内楽を避けてひとりで思う存分やれる曲を選んだ気持ちは理解できる。まだまだ自信があったのだろう。過去にR.リッチ、M.レビン等の名手の録音があるが、それらとは一線を画す超個性的演奏でひとりで自分の宇宙を作っているようだ。

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