商品コード:1333-029[COLUMBIA] O.クレンペラー指揮 E.シュヴァルツコップ(s)/ マーラー:交響曲2番「復活」
商品コード: 1333-029
商品詳細:名演として名高いクレンペラーのマーラー:2番。1961-2年の録音で1963年には英COLUMBIAからバラ2枚:SAX 2473-4でステレオがB/Sレーベルにて発売され高額オーディオファイルプレスとしてよく知られている。モノラルも同時期発売された。1963年の初出。元々Columbiaだったが、HMVと合併しEMI社となり、ASDナンバーが共通番号として残ったので、SAX→ASDとなる。再版とは言え、元々の録音が非常に良かった為か、驚くような再生音。立派なオーディオ・ファイル。2番は「復活」の副題が付き、第5楽章にソプラノ、アルト、合唱の唄が入る。立体的かつスペクタクル的効果を狙った曲で、全9曲の中でも大迫力。クレンペラーの面目躍如たる曲。マーラーの交響曲第2番は第1番の改訂作業と並行して書き進められていた。当初、のちに交響曲第1番の原型となった「交響詩」が完成された1888年頃から取り掛かられ、まず第一楽章が完成。これは「葬礼」とも名付けられていた。交響曲第1番の主人公の葬礼に関連するとのこと。1891年になって、これを単一の交響詩「葬礼」として出版しようとしたが出来なかった。再び筆を進めたマーラーは、1893年に第四楽章までを完成。1894年ビューローの葬儀に出席して、オルガンと合唱による「復活」を聴き、これに衝撃と曲想を得て、終楽章が作曲された。この曲は、交響曲第1番の英雄の死と、生前の回想から人生の困難、そして復活に至るまでが描かれていると本人により説明されている。四楽章の声楽付きの交響曲。クレンペラーが残したマーラーの交響曲は第2番、第4番、第7番、第9番の4曲だけ。他に「大地の歌」がある。ソプラノにはシュヴァルツコップを招き、当時最高レベルのキャストと高音質で録音された2番。永遠の名演としてこれからも残るだろう。EMIも最初に出た英COLUMBIA発売のバラ2枚では今後のセールスに問題ありとみてか1969年頃箱入りとしてSLS 806で市場に再投入したものが当盤である。殆ど入手の出来ないSAX 2473-4にこだわるより、この箱入りは良い選択と思われる。音質は想像を超えて良く、未だステレオ・オーディオファイルプレスとして問題ないレベル!
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