商品コード:1333-027p[COLUMBIA] C.マッケラス指揮/ バレエ音楽集/ショパン:レ・シルフィード, ポンキエッリ, マイアベーア
商品コード: 1333-027p
商品詳細:マッケラスの珍しいバレエ曲集。よく聴く親しめるメロディーばかり。特にA面冒頭は"大田胃酸"でお馴染みのあのメロディーが、テレビの何倍も優雅に演奏される。A面はショパンのピアノ曲でも知られた曲のオーケストラ編曲である「レ・シルフィード」。ショパン自身はこのバレエ音楽には一切関与していない。振付師のミハイル・フォーキンがアレクサンドル・グラズノフの編曲を依頼したバレエ音源である。グラズノフ編曲は全5曲であったが、急速な音楽と優雅さのない曲想がバレエ付随音楽として適当ではなかったのか、フォーキン自身の方向性の変化などもあり現在では別の編曲の形で知られている。ロイ・ダグラス(Roy Douglas)の編曲による全8曲版がメジャーとなっている。マッケラスはダグラス編ではなく、英国の作曲家、ゴードン・ジェイコブ(1895- 1984)による編曲を演奏している。全8曲で基本ロイ・ダグラス編に近いが細部が異なる。ジェイコブ編が演奏されることは滅多にないようで、もしかするとマッケラス盤は唯一のジェイコブ編使用の可能性も高い。1960年以降殆どの録音はロイ・ダグラス編で演奏される。稀にロジェ・デゾルミエールが独自に編曲した稿があるが、本人が録音した以外の録音はない。B面はポンキエッリとマイアベーアのバレエ曲、こちらもウィーン風の優雅なメロディー。 特に「スケートをする人々」はメジャーなバレエ音楽として録音も多い曲である。「スケーターズ・ワルツ」で知られる曲はエミール・ワルトトイフェルが作曲したワルツでバレエ音楽ではない。バレエ音楽「スケートをする人々」はジャコモ・マイアベーアの楽曲をコンスタント・ランバートが編曲した作品である。振付家フレデリック・アシュトンによるランバートへの依頼作品であった。原曲はマイアベーアの5幕の歌劇「預言者」。この曲からは「戴冠式行進曲」も単独に演奏される作品として世に出た。SCX シリーズだが、レーベルはSAXと同じで、背景のグレーが少し緑がかったSCXシリーズオリジナル。音質も第一級のステレオ・オーディオファイル!レア!
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