商品コード:1333-007[TELEFUNKEN] N.アーノンクール指揮/ バッハ:マタイ受難曲(全曲)

[ 1333-007 ] Bach - Nikolaus Harnoncourt – Matthäus-Passion


通常価格:¥ 9,900 税込

¥ 9,900 税込      

数量

商品コード: 1333-007

作品名:バッハ:マタイ受難曲B.244(全曲)/ Erster Teil: „Kommt Ihr Töchter" (Nr. 1) - „Blute Nur" (Nr. 12)-- Erster Teil: „Aber Am Ersten Tage Der Süßen Brot" (Nr. 13) - „Ich Will Bei Meinem Jesu Wachen" (Nr. 26)-- |--Erster Teil: „Und Ging Hin Ein Wenig" (Nr. 27) - „O Mensch, Bewein' Dein' Sünde Groß" (Nr. 35)-- Zweiter Teil: „Ach! Nun Ist Mein Jesus Hin" (Nr. 36) - „Wer Hat Dich So Geschlagen" (Nr. 44)-- | -- Zweiter Teil: „Petrus Aber Saß Draußen" (Nr. 45) - „Befiehl Du Deine Wege" (Nr. 53)--Zweiter Teil: „Auf Das Fest Aber" (Nr. 54) - „Können Tränen Meiner Wangen" (Nr. 61)-- | --Zweiter Teil: „Da Nahmen Die Kriegsknechte" (Nr. 62) - „Sehet, Jesus Hat Die Hand" (Nr. 70)-- Zweiter Teil: „Und Von Der Sechsten Stunde An" (Nr. 71) - „Wir Setzen Uns Mit Tränen Nieder" (Nr. 78)
演奏者:N.アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス/レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊, ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho. ウィーン少年cho.のソリスト(B-S) P.エスウッド, J.ボウマン(ct)K.エクヴィルツ, N.ロジャーズ(t)K.リーダーブッシュ, M.v.エグモント, M.ショッパー(bs)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:TELEFUNKEN
レコード番号:SAWT 9572-5
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×4, 箱入り4枚組, 4 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---黒/金V字内溝Royal Sound Stereo, 3時に Das Alte Werk, 6時に▽33, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:SAWT 9572-5, Rights Society:Contr. Copyr, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:090499-Ⅱ/090500-Ⅱ---以降省略(ラウンド小文字スタンパー・TELEFUNKENタイプ), TELEFUNKEN録音・ステレオ製造を示す0***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:全面にManufactured in Germanyの刻印, 再補助マトリクス:A-B-Ⅱ/A-B-Ⅱ---以降省略, カッティング担当:イニシャルA-B-Ⅱは Horst Angenendt, 黒/金V字パノラマ Stereo内溝レーベル存在せず, 1970年代のスタンパーを用いた1970年頃の製造分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, TELEFUNKEN音源のTELEFUNKENE制作プレス, ノーマル・カップリング, 工場:TELDEC Press GmbH & Co.KG. Niedernstr. 3 - 7 24589 Nortorf Germanyn, オリジナル, oroginal
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---外周4面灰クロス紙表ツヤ箱, 7時に地色ベース□Das Alte Werk TELEFUNKEN, 裏面12時に王冠Royal Sound Stereoマーク, 裏面10時にDas Alte Werkロゴ, リブレット付, 表記されたジャケット番号:SAWT 9572/75-A, Price Code:なし, 背文字:あり(紺色・灰クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbH, 印刷:記載なし・ドイツ製., これより古いジャケット存在せず, オリジナル, oroginal
トピックス:1970年9月ウィーンのカジノ・ツェーゲルニッツ( Casino Zögernitz, Vienna)でのステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー: Wolf Erichson, 編集/カッティングマスター:Horst Angenendt, 1970年TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbHによりコピーライト登録・同年TELEFUNKEN:SAWT 9572-5(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 近年入荷がなかった, 歴史的古楽器・男声だけの演奏, その後番号を替え1980年頃まで再版が続く, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:古楽器とその奏法を用いた初の「マタイ受難曲」であったと記憶している。1970年TELEFUNKENはDas Alte Werkシリーズの一貫として、本格的古楽器を用いて男性歌手、男性(少年)合唱のみで構成されたバッハ時代に立ち返るべき出来うる限りオーセンティックな「マタイ受難曲」の録音を計画していた。1970年当時、まだピリオド楽器に対する認知度は低く、楽壇では「海のものとも山のものともわからない」程度の扱いであった時期である。ニコラウス・アーノンクール(1929- 2016)はベルリン生まれでウィーン交響楽団入団の翌年、1953年にはアリス夫人らとともに古楽器オーケストラ「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」を立ち上げ、古楽器復興に力を注いでいた。TELEFUNKENは僅かながらバッハのカンタータ枠を彼等に与え、1960年代後期からDas Alte Werkシリーズとして協奏曲、カンタータ等を彼等に任せ、古楽器への理解を示し、レーベルとしては先陣を切って取り組んだ。恐らく好感触を得たのだろう。1970年ついにバッハの総本山たる「マタイ受難曲」に彼等の総力を結集して挑むことになった。ソプラノ役はウィーン少年合唱団のメンバー(個人名は伏せられている)、カウンターテナー歌手等を集め、合唱はレーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊、英国から参加のケンブリッジ・キングズ・カレッジchoと2つの少年合唱団と総力を上げてこの一大プロジェクトを完成させた。出来栄えはこれまでのモダン楽器による「マタイ受難曲」の常識を根底から変えた。専門家の評価も良かったのは徹底期に拘った結果としての完成度の高さである。そしてバッハの宗教曲は新時代に移行した。アーノンクールの前か後かと言われる時代になったのである。発売当初はあまりにエキセントリック過ぎて大きな拒否反応もあったようだが、今となってはこの分野の古典的名演を超えて原点とも言うべきバイブルとなっている。オーセンティックな少年合唱団を用い、これまでになかったすっきりとしたスタイルを打ち出した。後年多くの古楽器スタイルのマタイが出たが、この録音こそが原点であり、バイブルである点は揺るぎないだろう。LPは幸いにも黒盤の最後期に当たり音質も良い。その後宗教曲演奏でカウンターテナーが引っ張りだこになった。日本でもアニメ映画のテーマ曲になった事実が物語っている。器楽メンバーには若かりし頃の、バルトルド・クイケン、シギスバルト・クイケンの名がある。女性の声が皆無というバッハの受難曲は新鮮な驚きを与えたが、古楽界隈では当然という状況となった。仮に女性の場合でもエマ・カークビーのようなボーイ・ソプラノを連想するような声質の歌手が注目を集める現象が起こった。この「マタイ受難曲」が与えた影響は至る所に及んでいる。

アーノンクールの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)