作品名：エネスク:Vnソナタ2番Op.6/--1.Assez Mouvementé-- | --2.Tranquillement--3.Vif

レーベルタイプ：【ルーマニアでの再版(第3版程度)】---黄/銀内溝, 3時に▽33, グルーヴガード厚手, 6時にMede in Rumania, Ⓟなし, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:M-121-1/M-122-F (ラウンド小文字マトリクス・Electrecordタイプ), Electrecordを示すM***で始まる専用マトリクス使用, 補助マトリクス:-N-/-, 再補助マトリクス:なし, 1960年代スタンパーによる1965年頃製造分, 赤/黒レーベル・フラット盤存在する(1958年分), 赤/黒青ロゴレーベル・フラット盤存在する(1960年頃分), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクスが存在する, ステレオ存在せず, RIAAーヴである(フラット盤はそうではない), Electrecord音源のElectrecord製作プレス, 12"は存在せず, 再版, re issue

ジャケット：【ルーマニアでの再版(第3版程度】---糸縫見開中入ツヤペラ, 10時にELECTRECORD Buaurest, 表記されたジャケット番号:ECD-61, Price Code:28 lei, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:N.I. 52-65, 当社最古ジャケット裏年号:58(当ジャケットではない・旧デザインあり), 製作:Electrecord S.A., 印刷:不明・ルーマニア製, これより古い疑似皮貼り棒付ジャケット存在する, 糸縫見開中入ツヤペラにも横顔イラストの旧デザイン存在する, これは第3版と思われる, 3rd issue

トピックス：1943年ルーマニア・ブカレストでのルーマニア放送局の為の放送用モノラル録音, Festival si Concurs International “George Enescu" Bucuresti 1958のためにLP化された, 1958年Electrecord S.A.によりコピーライト登録・同年Electrecord:ECD 61(赤白/黒レーベル・フラット盤・疑似皮張り棒付ジャケット入り)にて初リリース→1960年頃同一番号・赤/黒青ロゴフラットレーベル・横顔イラストデザイン・糸縫見開中入ツヤペラジャケット入り→1965年頃同一番号・黄/青内溝レーベル・グルーヴガード厚手盤・新デザイン・糸縫見開中入ツヤペラジャケット入り(当盤)--と変遷する, 12"は存在しない, これは初出ではないが充分に初期プレス, エネスク本人のルーマニア録音, 自作自演!!, REMINGTONに旧録音存在する, 演奏:★★★★, 音質:★★★

商品詳細：エネスク自作自演のVnソナタ2番はリシェ伴奏のREMINGTON録音と、リパッティ伴奏のこのルーマニア録音との2種がある。録音はREMINGTONの方が古いが、これも1943年ルーマニア放送局にための放送用モノラル録音。帯域は狭いが、エネスクの瑞々しいVnの音は完全に収録されており、SP期でしか聴けないような、神がかった音がはっきりと聴ける。幻想的な世界。初期レーベルのモノラルは大変音質が良い。曲を聴くというより、エネスクの世界を垣間見るというのが正しい!この録音はルーマニアのElectrecord以外では発売されていない。1958年ルーマニア・ブカレストで行われたジョルジュ・エネスク国際音楽祭・コンクールの為の出品LPとしてLP可された10"である。来場者、関係者が購入して手土産に持ち帰るのに10"は丁度よい大きさであった。この10"はこの国際音楽祭・コンクールの象徴として1970年頃まで現地の売店で入手出来たと思われる。その為、フランス、ドイツ等の市場に存在する。但し1958年の初年度分は特製棒付きジャケットに入る10"でフラット盤が入る。これは当社でも1度入荷しただけの希少品で盤質も良くないだろう。市場にある大半の盤は1965年頃製造の黄/銀内溝レーベルである。

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