商品コード:1334-064[EURO SON] O.ガータンローブ(pf) / ドビュッシー:2つのアラベスク , 映像 第2集(全3曲) 他

[ 1334-064 ] Odette Gartenlaub Debussy


通常価格:¥ 88,000 税込

¥ 88,000 税込      

商品コード: 1334-064

作品名:ドビュッシー:2つのアラベスク , 映像 第2集(全3曲)--1.葉ずえを渡る鐘--2.荒れた寺にかかる月--3.金色の魚 | 版画(全3曲)--1.塔(パゴダ)--2.グラナダの夕べ --3.雨の庭, ピアノのために(全3曲)--1.前奏曲 --2.サラバンド--3.トッカータ
演奏者:O.ガータンローブ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:EURO SON
レコード番号:ES 306201
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:なし : 文字だけの専用ジャケットがあるらしいが今まで2回入荷したものを見たが白ジャケットだった, 今回画像起こしのコピーを添付する
キズ情報:A面2時に極小3回出る点, 12時に極小4回出る点あり→7
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白薄緑/黒浅中溝, 9時にMade in France(横黒文字), グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリックス:ES 306201 A6/ES 306201 B6(ラウンド中文字スタンパー・EURO SONタイプ), EURO SONモノラル製造を示すES***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1960年スタンパーによる1962年頃の製造分, プレス会社は不明, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EURO SON音源のEURO SON制作プレス不明, カッティングマスター:不明, 工場:不明, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナルと思われる】---白ジャケットにネットから起こしたジャケ画像のコピー添付(表面のみ), 但し文字だけの簡易ジャケット, したがってすべての詳細不明, 全ての盤に簡易ジャケットが付いていたか不明, 最初のロットだけだった可能性高い, 第2ロットからは元々ジャケットなしだった可能性高い
トピックス:【入荷2度目の大珍品!】---1962年頃パリでのモノラル・放送録音と思われる, 完全な商用録音ではないと思われる。1962年頃にEURO SON:ES 306201(当装丁)にて初リリースされたものと思われる, 当LPが彼女の唯一のソロLPであり代表作, EURO SONレーベルは過去に入荷がなく通常の商用マイナーレーベルではないと思われる, 当社入荷2度目の大珍品, スタジオ録音ではないと思われるため音質は極普通, 悪くはない, 商用録音ではLe Club Français Du Disque:374「ブラームス:Clソナタ1番Op.120-1, 2番Op.120-2」・G.デュプリュ(cl), VENDÔME:CM 9101「ドビュッシー:歌曲集」・F.ウェント(ms)がある, 他にThe French Broadcasting System In North America:643/644 なる放送音源専門レーベルからSongs Of FranceというタイトルのLPにピアニストとして参加, 演奏:★★★★★++, 音質:★★★★

商品詳細:まだ誰も知らない大物ピアニストがいる。オデット・ガータンローブ(1922-2014)はパリ生まれのユダヤ系フランス人のピアニスト、音楽教師、作曲家。英国人の両親を持ち、両親は1927年フランスに帰化している。9歳でパリ音楽院に入学し、マルグリット・ロンのクラスに入る。 オリビエ・メシアン、アンリブッサー、ノエル・ガロン、ダリウス・ミルハウドらに音楽を学び、1948年に「調和、フーガ、対位法」でローマ・プレミアグランプリを受賞した。最初のガブリエル・フォーレ国際コンクールで優勝。その後、ラザール・レヴィとイヴ・ナットの下でピアノのテクニックを完成させた。フランス国立放送(ORTF)の番組でドビュッシーの連続演奏を行った才女である。フランスではその栄誉は知られた存在だが、あいにく録音に恵まれず殆ど忘れられた存在だった。1959年、彼女はパリ音楽院の教授に就任した。フランス国内では主要オーケストラとソリストとして演奏しているが演奏家としての活動より作曲家として多くの時間を費やした。特に小室内アンサンブル、ピアノを使った楽器、ソロピアノのための作品を作曲している。パリ音楽院での試験の為にも作曲している。1954年頃彼女はアンゲルブレシュトとクロード・ドビュッシーのピアノ作品を録音した記録がある。SP発売されたのかは不明。1955年にはサル・ガヴォーでバッハ、ドビュッシー、シューマンなどのリサイタルを開いている。1980年代に入るとパリ音楽院を退職し作曲に専念、多くの作品を発表した。音楽教育協会(APFM)の創設者、兼会長である。録音が極めて少ない為に日本では完全に無名のまま。この録音によりガータンローブの功績が明らかになることを願う。本盤は1962年のモノラル録音で、ORTF系の放送音源の可能性が高い。1114号で紹介したマリー・テレーズ・フルノより5歳若く、しかもフルノより芸格は上と見た。ドビュッシー演奏における完全なお手本的演奏であり、教授が生徒に教える際にこのような手本を聴かせたのではと思えるプロの奥義をまとった演奏である。レコードとして聴くことができる最高ランクの演奏だろう。ドビュッシー本人の演奏に最も近いと想像される。商用レコードではないためジャケットに関しては仕方がない。本物のお宝!

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