作品名：ショパン:ポロネーズ3番Op.40-1「軍隊」, スケルツォ3番Op.39, ポロネーズ6番Op.53「英雄ポロネーズ」 | ベートーヴェン:Pfソナタ14番Op.27-2「月光」, ショパン:即興曲第4番 Op.66「幻想即興曲」

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---青白浅中溝, 10時にMicrosillon 33 tours 1/3 下にHaute fidélité, フラット重量, Rights Society:DP, Price Code:なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:SY 3102-B1/SY 3102-A1 (手書き文字マトリクス・SYMPHONIUMタイプ), SYMPHONIUMモノラル製造を示すレコード番号で始まる専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代スタンパーによる1954年頃の製造分, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず , フランスにこれより古いレーベル存在しないと思われる, SYMPHONIUM音源のSYMPHONIUM制作プレス不明, 工場:不明, オリジナル, original

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---共通デザイン折返両面紙ペラ, 7時に黒ベース□SYMPHONIUM, 表記されたジャケット番号:N°3-Pages célèbres, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Symphonium, 印刷:Imprimerie Toutembal Paris, 紫色系別デザイン・ジャケット存在するがこちらが先と思われる, オリジナル, original

トピックス：1950年前期のパリでのモノラル録音と思われる, 録音詳細不明, 1954年頃Symphoniumによりコピーライト登録・同年SYMPHONIUM:3102(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分

商品詳細：見たことも聴いたこともない超珍品。非常に個性的なピアニスト。録音は1950年代に間違いない。音離れのよいスタイルで、テンポを巧みに操る。この人のベートーヴェンが、又、面白みがある。非常に情感が高いが、キリリとしている。全ての音が立っていて、べったりしない。そして、フォルテでも決して強打せず、表現力で盛り上がりを感じさせる。ショパンでは、その個性か特に強く、音を切り刻んで出し、一度分解してから又、再構築しているかのよう。ピアニスト、ジャン・ヴォロシュタ(Jean Vorochta)に関する情報は皆無。ジャケット裏にも記載はなく、完全に謎のピアニスト。SYMPHONIUMレーベルに数点のLPを残し、忽然と消えたピアニストのようである。他に同じくSYMPHONIUMにショパン:ワルツ集・Symphonium – N°10、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番をB.ピルモント指揮Orchestre de Hirschberg・ Symphonium – N°8でリリースしている。芸風はGEMのセルジュ・プティジラールに似た超個性派。パワーもあり、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番も難なく弾けてしまうと感じた。情感よりリアリズムを標榜するスタイルのようである。やや乾いた音とはっきりした表現で1950年代では珍しいタイプ。系譜はパリ音楽院風とは異なるようである。

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