商品コード:1334-023p[VOX 他] H.ロスバウト指揮/ コレクターズ・シリーズ・「ハンス・ロスバウト」
商品コード: 1334-023p
商品詳細:フランス人コレクターが個人として40年に亘って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。今回は「ハンス・ロスバウト」。ハンス・ロスバウト(1895- 1962)はオーストリア・グラーツ出身の指揮者。フランクフルト・アム・マインのホーホ博士主宰の音楽院に進学。1920年よりマインツ市立音楽学校の校長を務めた後、1929年に新設のフランクフルト放送交響楽団の音楽監督に就任。この頃にアルノルト・シェーンベルクやバルトーク・ベーラ、イーゴリ・ストラヴィンスキー、パウル・ヒンデミット、エルンスト・クルシェネクらの作品の上演で名を揚げる。1937年には政治的理由からフランクフルトを追われ、ミュンスターの音楽総監督を務めながら雌伏の4年間を過ごす。更に3年間をストラスブールで過ごした後、戦後はミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団や新設のバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の指揮者として楽壇に復帰した。また、戦後のドナウエッシンゲン音楽祭の再興にも尽力した。フランクフルト放送交響楽団の首席指揮者(在任・1929 - 1937)、南西ドイツ放送交響楽団の音楽監督(在任・1948 - 1962)、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の音楽監督(在任・1957 - 1962)のポストを歴任した。録音の大半がMERCURY、DGG、VOXだが英COLUMBIAにも少しある。大物ソリスト達との協奏曲も多く、名前はよく知られている。
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