商品コード:1334-022p[VOX 他] F.ヴューラー(pf)/ コレクターズ・シリーズ・「フリードリッヒ・ヴューラー-3」
商品コード: 1334-022p
商品詳細:あるフランス人コレクターが個人として40年に亘って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。ご興味のある方は是非この機会に!今回は「フリードリッヒ・ヴューラー-3」。フリードリッヒ・ヴューラー(1900-1975)は、ウィーン生まれの男性ピアニスト。1915 年から 1920 年までウィーンの音楽アカデミーでフランツ・シュミットにピアノを、フェルディナント・レーヴェに指揮を、ヨーゼフ・マルクスに音楽理論を学んだ後、ヴューラーはピアニストとしてのキャリアを開始し、世界のほぼすべての場所を訪れた。彼は特にロマン派と後期ロマン派の音楽を得意とした。シューベルトの全ピアノ作品を録音したのは、おそらくヴューラーが最初と思われる。古い世代との友好的な関係により、彼はマックス・レーガーと比較的短期間、ハンス・フィッツナーと長い親交があった。彼の現代的なレパートリーには、バルトーク、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ヒンデミットの作品も含まれた。1920 年代には、シェーンベルクサークルによるコンサートに頻繁に出演し、たとえば1923 年にはシェーンベルクのジョージの歌曲とウェーベルンのチェロとピアノのための作品 op. 11 を演奏。戦後、彼は1949 年から 1951 年までザルツブルクのモーツァルテウムで、1952 年から 1957 年までマンハイムに戻り、1955 年から 1968 年までミュンヘン音楽アカデミーでマスター クラスを指導した。彼はまた、ザルツブルクのインターナショナル・サマー・アカデミーでマスター クラスを教えた。VOXに多くの録音を残したが、中でもやはりシューベルトのピアノ・ソナタ全集が名高い。「フリードリッヒ・ヴューラー-1」ではそのシューベルトの欧州盤コレクションを、「フリードリッヒ・ヴューラー-2」ではシューベルトのソナタ以外の欧州盤コレクションを出した。今回「フリードリッヒ・ヴューラー-3」では米国盤のコレクションを出品する。
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