商品コード:1334-001[RCA] H.シェリング(vn)/ チャイコフスキー:Vn協奏曲
商品コード: 1334-001
商品詳細:1959年ボストンでの録音、ブラームスと並ぶシェリングのRCA録音。これもDECCA録音ほどではないが、大変な高音質録音。LSC 2363の入荷は殆どなくオリジナルは大人気の高額LP。RCAの場合モノラルは見過ごされがちだが、欧州プレスでは米録音特有のあの強い音は微塵もなく、まるでフランスで録音したかのような滑らかな弦の音が感じられる。これが欧州盤の魅力であり、モノラルの自然な音質は音楽的である。米RCA録音はこの欧州プレスで聴くべき!シェリングの少々辛口のスタンスは何度聴いても飽きのこないスタンダード。満足いただけると信じる。尚オリジナルのLM 2363/LSC 2363に「悪魔のトリル」は入っておらずフランス・ステレオと再版だけのボーナストラックと思われる。英国RCAも同様。シェリングはチャイコフスキー:協奏曲をブラームスと同じく3回録音。初回がC.ミュンシュ/ボストンso.とのLM/LSC 2363、2回目がMercury:SR 90527、3回目がPHILIPS:9500 321(1977年)。このRCA初回録音は、1960年頃の発売で、TASレコードの1枚にも選出されており、特に録音の良いことで知られている。フランスの1曲入りの10"にはステレオはないと思われる。1960年頃のプレスなので音質の心配はいらない。この時期のシェリングの音は洗練に磨きがかかり、表情も活き活きとして一つの頂点を極めている印象。そこにミュンシュのオケが輪をかけて素晴らしい。豪華でもあり、時にソロを引き立てる。協奏曲の醍醐味をたっぷりと味わえる第一級の内容である。モノラルでもステレオでも、オリジナルでも再版でも、どれで聴いても必ず満足感を得られる名演と言って間違いない録音!なおフランスではモノラルは1曲入りの10"で発売されたようである。
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