商品コード:1339-058b[ERATO] A.ケフェレック(pf) / ラヴェル:Pf協奏曲, 左手のためのPf協奏曲
商品コード: 1339-058b
商品詳細:1948年パリ生まれのアンヌ・ケフェレック。パリ音楽院卒業後、スコダとデムスに師事。1968年ミュンヘン国際コンクールで優勝。ソロの他にコラール、アモイヤル、ロデオンとの室内楽も注目。1970年ウィーンでデビュー、'70年代ERATOを代表するピアニスト。ラヴェルのPf協と言えば高額なフランソワやミケランジェリの名演があるが、ケフェレックの演奏は身近で親近感があり、しかも非常に芸術的。ロンバールのオケが意外にも大迫力。ケフェレックはパリ生まれ。5歳の時からピアノを学び、1964年にパリ音楽院に入学。1965年ピアノ・クラスで一等賞を、翌年ジャン・ユボーの室内楽クラスでも一等賞を獲得し、パリ音楽院を首席で卒業。その後さらに研鑽を積むため、ウィーンに留学し、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームス、そして特にアルフレッド・ブレンデルに師事。1968年、優勝者をなかなか出さないことで有名なミュンヘン国際音楽コンクールにおいて、審査員満場一致で優勝を果たし、翌年リーズ国際ピアノ・コンクールでも入賞。1970年にウィーンでデビューし、翌年にはパリでデビュー。その後、ヨーロッパ、アメリカ、日本、カナダ等世界各地でリサイタルを開き、また世界各国の主要オーケストラと共演。近年は、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(熱狂の日)」音楽祭のメイン・ゲストとして来日も多く、フランス政府より芸術文化勲章オフィシエが授与されている。1970年ERATO録音のスカルラッティのソナタ集がデビュー録音で、これはその後に続く1971年のERATOでの2作目録音。3作目がショパンのスケルツォ集である。1970年代からスタートした録音キャリアだがケフェレックが人気なのも理解できる。これまでの因習から全く自由な表情で完全に自身のスタイルが既に完成している。デビューから既に新しい騎手としての躍進は決定されていたようなピアニストである。古典を尊重し、決して崩してはいないが自身の世界観がしっかり反映された演奏に徹する。これがいかに難しいことであるか。奇をてらった演奏なら簡単であるが評価はされない。この絶妙なバランスを上手くとって新しい聴き手に大いにアピールした演奏となっている。これは初の協奏曲録音となり、その後バッハやハイドンの協奏曲も録音した。
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