商品コード:1339-052[HMV‎] L.グーセンス(ob)/ Ob協奏曲集/R.シュトラウス, チマローザ, D.スカルラッティ

[ 1339-052 ] R. Strauss / Cimarosa / Scarlatti, Leon Goossens – Oboe Concertos


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商品コード: 1339-052

作品名:Ob協奏曲集/R.シュトラウス:Ob協奏曲 ニ長調 | チマローザ(A.ベンジャミン編):Ob協奏曲 ハ短調, D.スカルラッティ(G.ブライアン編):Ob協奏曲1番ト長調
演奏者:L.グーセンス(ob)A.ガリエラ指揮フィルハーモニアo.--(R.シュトラウス), M.サージェント指揮ロイヤル・リバプールpo.--(チマローザ), W.ジュスキント指揮フィルハーモニア弦楽o.--(D.スカルラッティ)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:CLP 1698
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのLPのオリジナル】---黒/赤切手ニッパー, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:CLP 1698, Tax Code:なし, Rights Society:なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:2XEA 2457 -1N/2XEA 2458 -1N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクスを使用, 補助マトリクス(3時):G/G, 再補助マトリクス(9時):1/1, Westminsterマスターによる1960年代のスタンパーによる1964年頃の製造分, それぞれSPの旧番号存在する, 英国でこれより古いLPレーベル存在せず, 英国でのLP最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1N/1Nが最古), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMI系SP音源のHis Master's Voice製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England., 英国でのLPのオリジナル, original for LP in UK.
ジャケット:【英国でのLPのオリジナル】---三方折返表コートペラ, 10時にこげ茶色ベース□ ニッパー・マーク His Master's Voice, 2時に大monoロゴ, 表記されたジャケット番号:CLP 1698, Price Code:なし , 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records Limited (Controlled by Electric & Musical Industries Limired.) Hayes・Middlesex・England, 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd., それぞれの曲にSPの旧番号存在する, LPでこれより古いジャケット存在せず, ステレオ存在せず, これより古いジャケット存在せず, 英国でのLPのオリジナル, original for LP in UK.
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル!】---3曲とも1947年ロンドン(チマローザはリヴァプール?)でのSP録音, それぞれの曲にSPが存在する(番号不明), 1964年頃3曲がLP復刻されHis Master's Voice:CLP 1698(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 当社入荷2度目の希少タイトル!

商品詳細:英国のオーボエ奏者といえば真っ先に浮かぶのはレオン・グーセンス(1897- 1988)であろう。英国リヴァプール生まれ。父はベルギー系イギリス人の作曲家ウジェーヌ・グーセンス、兄は指揮者のユージン・グーセンス Jr.、妹のマリー、シドニーは共にハープ奏者という音楽一家に生まれる。グーセンスはロンドンの王立音楽院で学び、幾つかのオーケストラで首席を務めたが、後年は常設ポストに就かず、ソロ活動を中心とした為、SPレコード時代から多くの録音を遺している。基本的にオーケストラ楽器であるオーボエの、ソロの面での可能性を追求した演奏家として、20世紀前半を代表する存在である。多くの作曲家に作品を委嘱し、現代の演奏家の定番となっているものも多い。グーセンスの演奏や録音で広まり認知された曲は多く、オーボエ奏者の父のような存在といえる。ここには1947年にSPで録音された3曲のオーボエ協奏曲を収録。3曲とも指揮者、オケが異なる。これら3曲は英国での初録音の可能性が高い。R.シュトラウスはオリジナル作品だが、チマローザとD.スカルラッティは編曲作品である。チマローザはアーサー・ベンジャミン(Arthur Benjamin)による編曲でクラリネット版やピアノ伴奏版も存在する。楽譜はBoosey & Hawkes(ブージー&ホークス)から出ている。原曲は不明。最後のD.スカルラッティの曲は鍵盤ソナタ K.5、K.9、K.208の3曲からゴードン・ブライアン(Gordon Bryan) が協奏曲へと大胆な編曲を行った作品で、ソナタから出来上がった曲としてはなかなか面白く、殆ど新たに作曲したに等しい。これら編曲作品も今ではオーボエ奏者の重要なレパートリーになっている。1947年のこれら古い録音のお蔭という他はない。古いSP音源だが音質は通常のモノラル録音と大差無いレベル。レオン・グーセンスはLP録音もあるが本領はSPであり、SP時代のオーボエ奏者である。やや硬めのよく通る音色で、日本のチャルメラを連想させる。伝説のホルン奏者、デニス・ブレイン( 1921 - 1957)より24歳年長で、デニスの父でホルン奏者のオーブリー・ブレイン(1893-1955)の4歳下である。

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