商品コード:1340-048[PHILIPS] イタリアQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲12, 16番

[ 1340-048 ] Beethoven / Quartetto Italiano – Streichquartett Es-Dur Op 127 / Streichquartett F-Dur Op 135


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商品コード: 1340-048

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲12番Op.127--1.Maestoso - Allegro--2. Adagio, Ma Non Troppo E Molto Cantabile-- 3.Scherzando Vivace-- | --4. Finale, 弦楽四重奏曲16番Op.135
演奏者:イタリアQt.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:839 745 LY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---赤/白4本線土手, 枠内9時にGravure Universelle - mono/Stéréo, 枠内3時に33 1/3 白色でMade in France, 枠内6時に白字でTrésors Classiques, Disque 2, グルーヴガード厚, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, Ⓟなし, 仏語表記・仏語圏流通分, スタンパー/マトリクス:PHI AA 839 745 1Y 1 670 Ⓟ1968 13/PHI AA 839 745 2Y 1 670 Ⓟ1968 13 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS録音ステレオ製造を示すPHI AA ***で始まりレコード番号と670を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A1A/0A1A, 再補助マトリクス:なし, フランスの670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 1960年代のスタンパーによる1971年頃製造分, 旧番号存在せず, HI-FI STEREOレーベル存在せず, 赤白/銀4本線土手センターホール白レーベル存在する(1968年分), これより古いステレオレーベル存在する, フランスで最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.V.の技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS製作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでの第2版】---三方開両面厚紙背黒布貼, 12時にSérie Musique de Chambre, 10時に黄色ベース楕円Collection Trésors Classiques 枠下にGravure Universelle - STÉRÉO/MONO , 表記されたジャケット番号:839 745 LY, Price Code:Ⓐ, レコードゴルダーにPHILIPS型押ロゴ付・蓋なし(蓋付きあり), 背文字:あり(金色型押・黒布背景), ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A., 印刷:Imprimerie S.P.P. Pairs, 同一デザインだが10時に灰色□タイプ存在する, フランスでこれより古いジャケット存在する, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
トピックス:1967年8月スイス・ラ・ショー・ド・フォン・サル・ド・ムジークでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1968年Philips Phonografische Industrie N.V.によりコピーライト登録・同年PHILIPS:839 745 LY(赤/銀3本線土手レーベル・三方開背布張ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1968年英PHILIPS:SAL 3703(アズキ/銀3本線レーベル・表コート厚紙ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1968年仏PHILIPS:839 745 LY(赤白/銀4本線土手センターホール白レーベル・三方開両面厚紙背黒布貼ジャケット入り・10時に灰色□)にて初リリース→1971年頃同一番号・赤/白4本線土手レーベル・当ジャケット入り(当アイテム)に変更される, これはフランスでの第2版につき安価とした, イタリアQt.は1968年8 月~1975 年7 月スイスにて全曲録音を初めて行った, PHILIPS以前にDECCA:6番/7番・英COLUMBIA:10番/13番の4曲のモノラル旧録音がある

商品詳細:イタリアQt.のベートーヴェンの後期は、長らく我々日本人が良しとしてきた厳格なスタイルとは少し異なる方向にある。ブッシュQt.やブダペストQt.に代表されるような、全編を通して貫かれる苦悩や重さというものが無い。時に明るささえ感じる演奏である。かつては正座して、そのような方向を是としていた時期があった。しかしこの演奏を聴いて、はっと目が覚めたような気さえした。曲に求める答えは一つではないと、新しい気付きをくれる演奏。1967年から75年にかけて全曲が録音され、順次発売された。12/16番は1967年スイスでのステレオ録音。イタリア弦楽四重奏団のメンバーは新イタリア弦楽四重奏団から現在のイタリア弦楽四重奏団に名称変更された1951年当初より変わらずパオロ・ボルチアーニ(第1 ヴァイオリン)、 エリーザ・ペグレッフィ(第2 ヴァイオリン)、ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ)、 フランコ・ロッシ(チェロ)で1980年の解散まで同じメンバーで活動を続けた。SP(イタリア・ドゥリアム)→1947-1953年・DECCA→1953-1959年・英COLUMBIA→1960-1980年・PHILIPSと長きにわたって録音を行ってきた中で、ベートーヴェンはPHILIPSの全集以前にDECCA:6番/7番、英COLUMBIA:10番/13番の4曲を数えるだけである。基本的にそれら初回録音とPHILIPSの全集録音は他の団体ほどの違いを見せない。ここが彼らの凄い所。イタリアQt.の綺麗で澄んだ音で聴くベートーヴェン後期はこれまでの固定概念を砕き、芸術の幅の広さを提示してくれる。高い音楽性だからこそ、このようなスタイルも十分な説得力を持つのだろう。

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