商品コード:1340-047c[PHILIPS] イタリアQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲15番

[ 1340-047c ] Beethoven / Quartetto Italiano – Streichquartett A-Moll, Op. 132


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商品コード: 1340-047c

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲15番Op.132/--1.Assai Sostenuto - Allegro--2.Allegro Ma Non Tanto-- | --3.Molto Adagio--4.Alla Marcia, Assai Vivace - Più Allegro - Presto--5.Allegro Appassionato
演奏者:イタリアQt.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:PHILIPS
レコード番号:SAL 3638
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---赤/銀3本線土手, 枠内3時に33 1/3 STEREO ○○, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, 英語表記・英語圏流通分, スタンパー/マトリクス: AA 802 806 1Y 8 Ⓟ1968 670 121/* AA 802 806 2Y 5 Ⓟ1968 670 1111 (ラウンド中文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS録音ステレオ製造を示すAA ***で始まりレコード番号と670を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:06/03, 再補助マトリクス:なし, 英国での670の刻印は英国の関連部門でマスターが製作されたことを示す, 1960年代のスタンパーによる1977年頃製造分, 旧番号存在せず, HI-FI STEREOレーベル存在せず, アズキ/銀3本線レーベル存在する(1968年分), これより古いステレオレーベル存在する, 英国での最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:不明, PHILIPS音源の英PHILIPS製作プレス, 工場:Phonodisc Ltd., 英国での第2版, 2nd iuue in UK.
ジャケット:【英国での第2版】---両面コートペラ, 11時にChamber Music-Series, 2時に地色ベースPHILIPSマーク, 表記されたジャケット番号:SAL 3638, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:Philips Electrical Limited London England., 印刷:記載なし・オランダ製(Printedt in The Netherlands), 同一デザインだが表コート厚紙ジャケット存在する, 英国でこれより古いジャケット存在する, 英国での第2版, 2nd iuue in UK.
トピックス:1967年8月スイス・ラ・ショー・ド・フォン・サル・ド・ムジークでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1968年Philips Phonografische Industrie N.V.によりコピーライト登録・同年PHILIPS:802 806 LY(赤/銀3本線土手レーベル・三方開背布張ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1968年英PHILIPS:SAL 3638(アズキ/銀3本線レーベル・表コート厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1977年頃同一番号・赤/銀3本線土手レーベル・両面コートペラ・ジャケット(当アイテム)に変更される, フランスでは1968年仏PHILIPS:802 806 LY(赤白/銀4本線土手センターホール白レーベル・三方開両面厚紙背黒布貼ジャケット入り)にて初リリース, これは英国での第2版につき安価とした, イタリアQt.は1968年8 月~1975 年7 月スイスにて全曲録音を初めて行った, PHILIPS以前にDECCA:6番/7番・英COLUMBIA:10番/13番の4曲のモノラル旧録音がある

商品詳細:イタリアQt.のベートーヴェンの後期は、長らく我々日本人が良しとしてきた厳格なスタイルとは少し異なる方向にある。ブッシュQt.やブダペストQt.に代表されるような、全編を通して貫かれる苦悩や重さというものが無い。時に明るささえ感じる演奏である。かつては正座して、そのような方向を是としていた時期があった。しかしこの演奏を聴いて、はっと目が覚めたような気さえした。曲に求める答えは一つではないと、新しい気付きをくれる演奏。1967年から75年にかけて全曲が録音され、順次発売された。15番は1967年スイスでのステレオ録音。イタリア弦楽四重奏団のメンバーは新イタリア弦楽四重奏団から現在のイタリア弦楽四重奏団に名称変更された1951年当初より変わらずパオロ・ボルチアーニ(第1 ヴァイオリン)、 エリーザ・ペグレッフィ(第2 ヴァイオリン)、ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ)、 フランコ・ロッシ(チェロ)で1980年の解散まで同じメンバーで活動を続けた。SP(イタリア・ドゥリアム)→1947-1953年・DECCA→1953-1959年・英COLUMBIA→1960-1980年・PHILIPSと長きにわたって録音を行ってきた中で、ベートーヴェンはPHILIPSの全集以前にDECCA:6番/7番、英COLUMBIA:10番/13番の4曲を数えるだけである。基本的にそれら初回録音とPHILIPSの全集録音は他の団体ほどの違いを見せない。ここが彼らの凄い所。イタリアQt.の綺麗で澄んだ音で聴くベートーヴェン後期はこれまでの固定概念を砕き、芸術の幅の広さを提示してくれる。高い音楽性だからこそ、このようなスタイルも十分な説得力を持つのだろう。

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