商品コード:1340-023n[ETERNA] K.ザンデルリング指揮/ ハイドン:交響曲82~87番「パリ交響曲(全6曲)」(バラセット・完結)
商品コード: 1340-023n
商品詳細:パリ交響曲は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1785年から1786年にかけて作曲した6曲からなる交響曲の総称である。番号では第82番から第87番までがこの交響曲の曲集に含まれる。ザンデルリングは1971年頃東ベルリンにあったベルリン交響楽団とパリ交響曲の6曲を纏まって録音した。この東ベルリンにあったベルリン交響楽団は現在ではベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団と名称を変えている。旧シャウシュピールハウスを本拠地としている為、この名称になった。西ベルリンにも同一名称のオケが存在していた為、東西統一後に混乱を防ぐ目的でそれぞれ大きく名称変更している。東ベルリンのベルリン交響楽団は1952年に当時の東ベルリンで設立(ただし、その前身となるオーケストラは戦前から存在した)。1960年に東ドイツ政府に請われて帰国した際にベルリン交響楽団の芸術監督、首席指揮者に就任することが確約されていたものと思われる。1952–1959年、ヘルマン・ヒルデブラントが芸術監督を務めたこのオケの2代目シェフとして就任した クルト・ザンデルリングは、1960-1977年の17年間にこのオケを立て直し、東ベルリン随一の交響楽団に育てた。その間に多くの録音を行っており、シベリウス、マーラー、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチなど多くの名演をETERNAに残した。中でもハイドンのパリ交響曲は代表作となっている。この6曲は826 344-6の3枚(全録音)でハイドン・エディションのための録音であるが、近年3枚のバラセット化は困難であった。有名なブラームスのドレスデンsk.より前の録音である。ドレスデンsk.は1964-1967年の間音楽総監督をスウィトナーから引き継いでいる。どちらも甲乙受けがたい演奏だが、ザンデルリングが得意としたハイドンはこの録音が当然良い。
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