商品コード:1340-021p[TELEFUNKEN] G.クーレンカンプ(vn)/ モーツァルト:Vn協奏曲5番, シューマン:Vn協奏曲ニ短調

[ 1340-021p ] Georg Kulenkampff, Mozart, Schumann – Historische Aufnahmen 1939 Und 1937 - Violinkonzert A-dur / Violinkonzert D-moll


通常価格:¥ 4,950 税込

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商品コード: 1340-021p

作品名:モーツァルト:Vn協奏曲5番K.219 | シューマン:Vn協奏曲ニ短調(遺作)
演奏者:G.クーレンカンプ(vn)A.ローター指揮ドイツ・ベルリン・オペラo.--(モーツァルト), H.シュミット・イッセルシュテット指揮ベルリンpo.--(シューマン)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:TELEFUNKEN
レコード番号:HT 5
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのLPオリジナル】---黒/金ツヤ塗りつぶしV字内溝, 2時にHistorische Aufnahmen , 6時に▼33, Price Code:なし, グルーヴガード厚, Rights Society:Contr. Copyr., TAX Code:なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス: LP-067702 60-II-UR / LP-067703 60-UR (ラウンド小文字スタンパー・TELEFUNKENタイプ), TELEFUNKEN規格モノラル製造を示すLP-X***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:両面に Manufactured in Germany, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1960年代のスタンパーを使った1960年頃製造分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, カッティング担当:な不明, TELEFUNKEN・SP音源のTELEFUNKEN製作プレス, 工場:TELDEC Press GmbH & Co.KG. Niedernstr. 3 - 7. 24589 Nortorf Germany, LPのオリジナル, original for LP
ジャケット:【ドイツでのLPオリジナル】---両面半ツヤペラ, 2時に黒ベース◇TELEFUNKENマーク, 両面にHistorische Aufnahmen, 表記されたジャケット番号:HT 5, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された番号:不明(年号記載ないがLPでは当ジャケットである), 製作:TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbH., 印刷:記載なし・ドイツ製, これより古いジャケット存在せず, ドイツでのLPオリジナル, original for LP
トピックス:モーツァルト:1939年3月28日ベルリンでのSP録音, シューマン:1937年12月20日(初演に合わせた録音)ベルリン・ジングアカデミーでの初演から1か月後のSP録音, 録音詳細不明, 翌年TELEFUNKENからSPが初リリース(番号不明), 1960年頃LP化・TELEFUNKEN:HT 5(当装丁)にて初リリース→1970年代・6.42216 AJに変更, これは初年度リリース分LPのオリジナル, 英国では1966年英TELEFUNKEN(DECCA):GMA 99にて初リリース

商品詳細:SP復刻。モーツァルトが1939年、シューマンが1937年の録音。SPも入手不可能ではないが、'60年代の復刻なので音質は良い。特にクーレンカンプの弦の音は非常に艶やか。SPならもっと良いのだろうが、かなり満足のいくレベルだと思う。さすがにオケの音は貧弱で淋しいが、ソロが大変素晴らしく、それだけでオケの方まで気が回らなくなるというのが印象だ。時折ルバートをかけたソロは絶妙であり、何回聴いても飽きないと思うほど聴く者を酔わせる。モーツァルトも良いが、何といってもB面のシューマンは1937年12月20日ベルリン・ジングアカデミーで行われた初演から約1か月後にSP録音したものである。この曲は1853年に作曲された作品だが、作曲者の死後80年間忘れ去られていた。この曲はシューマンがヨーゼフ・ヨアヒムの要請を受け、またシューマン自身もヨアヒムが弾くベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いて感銘を受け、このヴァイオリン協奏曲ニ短調を書いた。しかし、献呈されたヨアヒムはなぜかこのヴァイオリン協奏曲を取り上げることなく自筆譜を封印し、クララ・シューマンは「決して演奏してはならない」と家族に言って聞かせていたという。理由はシューマンがライン川に身を投じる直前に書き上げていたピアノ曲『天使の主題による変奏曲』の主題と協奏曲の第2楽章が酷似していた為だという。結局シューマンのヴァイオリン協奏曲は、1937年にベルリンの図書館でヨアヒムの蔵書から発見されるまで日の目を見ることはなかった。世界初演はナチス・ドイツの宣伝省主導で、1937年11月26日にゲオルク・クーレンカンプの独奏、カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の共演で行われた。録音は契約の関係からベームを起用できず、約1か月後の12月20日にTELEFUNKENにより行われた。米国では同1937年12月にユーディ・メニューインがセントルイスで米国初演を行い、メニューインが「自分こそが真の初演者」と宣言するほどであった。20世紀後半以降に録音の増えてきている曲であるが、それでもシューマンの他の協奏曲に比べると今日も演奏の機会は少ない。クーレンカンプ曰く「シューマンの自筆譜のままでは演奏不可能」とされる楽譜の不備の為、書き換えた版が必要となりクーレンカンプの改訂版(ヒンデミット版)が実権を握っている為らしい。メニューインは1938年にサー・ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニーとシューマンのオリジナル版でSP録音を行っている。1930年代にクーレンカンプとメニューインによって録音された版の異なる2種の録音が存在する。更に音楽の友社の「作曲家名曲解説ライブラリー」ではイェリー・ダラーニ(ハンガリーの女性Vn奏者・ 1893-1966)が1937年2月16日ロンドンにて初演となっているらしい。

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