商品コード:1340-005t[TELEFUNKEN] L.ホフマン(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ8番「悲愴」, 14番「月光」
商品コード: 1340-005t
商品詳細:ルートヴィヒ・ホフマンはSP期のヨーゼフ・ホフマンとは別人である。'25年ベルリン生まれ。このLPの後、ほとんど録音が無いのが惜しいくらい職人肌のピアニストだ。ベートーヴェンが、より一層ベートーヴェンらしく聴こえる。音の一つ一つに膨らみがあって、コロコロと転がるように聴こえるのが特徴だ。聴かせどころでも勢いで乗り切ることはなく、知性的なピアノ。曲の雰囲気を出すのが実に上手い。録音の質も非常に良く、ステレオ針で充分。ルートヴィヒ・ホフマン( 1925 - 1999)は、ドイツ・ベルリンの生まれの男性ピアニスト。1945年からウィーンでパウル・ヴァインガルテン、1948年からベルリンでリヒャルト・レスラー、1950年からケルンでハンス=オットー・シュミット=ノイハウスの各氏にピアノを師事し、マルグリット・ロンやアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのマスター・クラスにも参加した。1947年にはヴァイマルからリスト賞を贈られている。1954年から国際的な演奏活動を始め、イングリット・ヘブラーとのデュオでも活躍した。1970年から1991年までミュンヘン音楽院のピアノ科教授を務めた。ミュンヘン近郊グリューンヴァルトにて死去。録音の大半がTELEFUNKENを中心としたドイツ・レーベルの為、正式に日本に紹介されていないと思われる。録音はベートーヴェン作品が中心で、本人も得意としていた。演奏はドイツ人らしい骨太の男性的なスタイルで一貫している。流れるような強靭な技巧を駆使したエネルギッシュなスタイルで、隠れファンを持つタイプのピアニストといえる。これは初期録音の10"でルートヴィヒ・ホフマンを知るのに最適の1枚!
ホフマンの在庫一覧へ
