商品コード:1341-059[CALLIOPE] J.グリベール指揮/ ヘンデル:デッティンゲン・テ・デウム
商品コード: 1341-059
商品詳細:ヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」はヘンデルが1743年に作曲した教会音楽。ヘンデルは『ユトレヒト・テ・デウム』(1713) や『シャンドス・テ・デウム』(1720頃) など、いくつかのテ・デウムを書いているが、その中で最もよく知られる作品である。「テ・デウム」とは、キリスト教のカトリック教会・ルーテル教会、正教会、聖公会の聖歌の一つ。テクストの冒頭の一文“Te Deum laudamus"(われら神であるあなたを讃えん)からこの名称で呼ばれる。曲種としてはイムヌス(賛歌)に分類される。聖務日課の「朝課」(真夜中の祈り)の最後に歌われることが多い。「デッティンゲン・テ・デウム」は1743年6月27日のデッティンゲンの戦いでジョージ2世が勝利したことを記念して作曲された。戦勝祝賀行事で初演されたが、大変に盛大な音楽で、高く評価された。歌詞は聖公会祈祷書の「Te Deum Laudamus」による。ソプラノ2、アルト、テノール、バスによる混声5部合唱で、一部の曲に独唱がある。管弦楽にはトランペット3、ティンパニ、オーボエ2、ファゴット、弦、通奏低音を含む14曲構成。ヘンデル作品の中でも屈指の傑作といえる曲で声楽としてだけでなく、勇壮な教会音楽としての地位は不変のものがある。オリジナルは英語歌詞で、当盤はオリジナルの英語で歌われる。音質も大変良い! 指揮のジャック・グリベール(1929-?)はイルドフランス地域圏のオードセーヌ県コロンブの生まれ。リール音楽院でトランスバース・フルートを学んだ後、パリ音楽院に入学し、オリヴィエ・メシアンやダリウス・ミヨーなどに師事した。彼は 1974 年にパリ・ソルボンヌ合唱団とオーケストラの創設者であり、 2008 年までソルボンヌ音楽院の芸術監督を務めた。合唱団監督兼指揮者として活躍した。この録音も自身が創設したパリ・ソルボンヌ合唱団とオーケストラを使っている。録音は少ないがグリベールは2003年合唱指揮者、作曲家として芸術文化勲章司令官の名誉勲章を受けた。これはパリ・ソルボンヌ大学の講堂で録音された。昔カザルスが同じ場所でフォーレなどの録音をした場所と同じ。
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