商品コード:1341-055[CALLIOPE] D.ドンディーヌ指揮/ ベルリオーズ:葬送と勝利の大交響曲
商品コード: 1341-055
商品詳細:デジレ・ドンディーヌ (1921- 2015)はフランスの指揮者、作曲家。パリ音楽院でオーギュスト・ペリエ(Auguste Périer)のクラスで学んだ。1939年にフランス空軍軍楽隊に入隊し、パリ解放後に再びパリ音楽院に戻って、1945年にクラリネットのプルミエ・プリを得ると、1945年から1951年にかけてジャン・ギャロンに和声、ノエル・ギャロンにフーガと対位法、トニー・オーバンに作曲、オリヴィエ・メシアンにアナリーゼを学び、それぞれでプルミエ・プリを得ている。1954年7月にパリ警視庁吹奏楽団(英語版)の指揮者に就任、1979年に退くまで同楽団の黄金期を築いた。パリ警視庁吹奏楽団時代にはレコーディングにも積極的に取り組み、小品集からベルリオーズの「葬送と勝利の大交響曲」のような大曲に至るまで、100を超える録音を行っている。パリ警視庁吹奏楽団の首席指揮者は吹奏楽団ではフランス最高ランクの楽団で、その世界では最も栄誉あるポストである。その吹奏楽団が通常手掛ける最大規模の作品がこの「葬送と勝利の大交響曲」である。エクトル・ベルリオーズが交響曲と銘打って作曲した4つの作品のうち最後のものである。ベルリオーズの交響曲はいずれも何らかの点で破格なものであるが、この交響曲も大編成の軍楽隊(吹奏楽)によって野外で演奏される作品として書かれた。その破格さの為に、日本では吹奏楽曲としてもオーケストラ曲としても演奏機会は少ない。しかし、フランスを始め欧米では、宗教的祭典や軍楽隊の大規模な演奏会などでしばしば演奏される。録音の数も少なくはない。広い意味でのベルリオーズの宗教的大作として、『レクイエム』『テ・デウム』『キリストの幼時』などと並ぶ作品と位置付けることができる。任意のパートを除いて101人、任意のパートを全て加えると389人の規模となる。D.ドンディーヌは当初1958年、ERATOに初回録音をしており、これは2回目となる。当作品の並ぶ者の居ない世界的第一人者である。
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