商品コード:1341-051[DECCA] I.ケルテス指揮/ ブラームス:交響曲4番
商品コード: 1341-051
商品詳細:1973年ケルテス2度目の録音のブラームスは箱のSXLH 6610-3(1973年リリース)がオリジナル。翌1974年バラでも発売された。ケルテス最後の録音に近いかもしれない。但し2番のみ1964年の1回目を流用、何故なら2番の2回目録音は予定されていたが数日前にケルテスが亡くなり1回しか録音がない為である。2番の再録音直前の1973年4月16日、海水浴中に事故死した。若干44歳だった。その為2番の録音予定まで決まっていたが、再録音が果たされなかった。箱物は2番を除いてオリジナルとなる。単売LPは箱の後発売された。4番は幸いにも初めの日程で1972年11月に録音された。名指揮者ケルテスの白鳥の歌となってしまった2回目の3曲のブラームス交響曲。数あるブラームスの中でも優美かつ気迫せまる演奏。なおバラ単売は1番:SXL 6675(1973年3月録音)/3番+ハドン変奏曲:SXL 6677(1973年2月録音)/4番:SXL 6678(1972年11月21~30日録音)/2番は1964年5月の旧録音であるSXL 6172の再版となる。「ハイドンの主題による変奏曲」のみ1973年4月に録音を開始したが完成せず、後日完成させる予定だったが4月16日にケルテスが亡くなった為、残りの部分は、彼の死を悼んで、楽団員だけで演奏され、5月に完成された。単売と箱の違いは盤に関しては同じである。発売に関しては箱が最初であることは間違いない。単売は1年程度後の発売とみている。ケルテスといえばロンドンso.とのドヴォルザーク録音の印象が強いかもしれないが、ブラームスは2回ともウィーンpo.との演奏で同時期の指揮者たちと比較しても最高ランクの演奏とみて間違いないレベルである。既に箱をお持ちの方には不要なバラだが、ケルテスに対し思うところがある方は有っても良い1枚である。バラはそれぞれのデザインのジャケットに入る。
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