商品コード:1341-046[DECCA] I.ケルテス指揮/ シューベルト:交響曲第1, 2番
商品コード: 1341-046
商品詳細:ケルテスの1963~71年のシューベルト:交響曲全集録音の一つ。イシュトヴァン・ケルテス(1929 - 1973)はハンガリー生まれ。1953年からブダペスト国立歌劇場o.の指揮者となるも'56年ハンガリー動乱でG.シフラと共に独に亡命。ケルテスはDECCAに見込まれて次々に録音。ウィーンpo.と入れた「新世界」は今では10万円では買えない人気盤。代表作が首席を務めたロンドンso.とのドヴォルザーク全集であることはよく知られている。1972年テル・アビブの海岸で高波にのまれ亡くなった。ケルテスは1965年~1968年までロンドンso.の首席指揮者を務めており、ドヴォルザークの交響曲が有名である。他にもDECCAに複数の交響曲シリーズを録音している。ブラームスがよく知られている。ウィーン・フィルとの交響曲シリーズはブラームスの2回の録音とシューベルトの交響曲全集だけである。またDECCAにおける同一指揮者で同一オケとの初の全曲録音となった。DECCAの名録音も相まって、代表的なシューベルト交響曲全集の一つとして、評価は高い。シューベルトに先立つブラームスの交響曲全集では非常に高い評価を受けており、シューベルト交響曲全集も同じメンバーでと考えたのも頷ける。しかしいかなDECCAでもウィーンpo.を独占で出来るものではないが、当シューベルト:交響曲全集は、ウィーンフィルと行うことができた。ケルテスの有名なドヴォルザーク全集は、曲の性質上、ウィーンフィルとは録音しなかった。1933年以降は特定の音楽監督を置かないウィーンpo.でもケルテスは団員から尊敬されており、弦の美しさが際立っている。造形はすっきりとしているが、パワフルでもある。1/2番というマイナー曲にもケルテスは悠然とした穏やかなスタイルで個性が出ている。
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